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ローラ・ヒレンブランドの『アンブロークン』 ダッチ・カイザー 14/12/10(水) 17:39

Re:ローラ・ヒレンブランドの『アンブロークン』 ささき 14/12/11(木) 16:21

Re:ローラ・ヒレンブランドの『アンブロークン』
 ささき  - 14/12/11(木) 16:21 -
  
> 皆さんは、今回の『アンブロークン』映画化に関してどう思いますか?
アメリカで「Fury」公開直後に観に行って、予告編で「アンブロークン」のトレイラーが流れて、何とも居心地の悪い気分になりました。

その「居心地の悪さ」が何なのかは、自分のなかでも説明がついていません。

日本軍が捕虜に暴行を働き、あるいは正当な裁判なく処刑し、非常に極端なケースでは生体実験や食人行為に供したことは記録された事実です。身の毛もよだつような話ですが、私は事実として認識しています。
しかしアメリカ軍が「人道的」だったのかといえば、フィリピンや沖縄で降伏しようとした日本兵を射殺した目撃談も伝わっていますし(降伏を装って手榴弾に点火し自爆攻撃した日本兵がいたという話もあるので、一概に糾弾もできませんが)、都市住宅地域への焼夷弾絨毯爆撃で女子供まとめて丸焼きにし、はては原爆投下までやった国に壇上から説教される謂れはない、という気にもなります。

誰も無謬ではいられない、程度の差こそあれ、互いに脛に傷持つ咎人であることを認めてうえで、なおも同国人が行った「残虐行為」を作品として見せられることには居心地の悪さを感じる。

それが何なのか、僕にはわかりません。
引用なし
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