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再び青銅砲について質問です。 中世の青銅砲は鋳鉄砲に比べ熱に弱いため連続射撃ができず、せいぜい1時間に1発程度しか撃てなかった・・・というような記述をたまに見かけます。 実際、青銅は鉄に比べて熱に弱いので連続射撃で過熱すると、鋳鉄砲よりも早く砲身が変形したり暴発したりすることがあるようです。 では、一発撃った後で次撃っていいかどうか(十分冷めてるかどうか)はどのように判断したのでしょうか? おうる |
- 中世の青銅砲 BRONZE CANNON の射撃間隔shooting intervalが熱問題より、1時間に1発というのは
どの様なソースからでしょうか。 プロの料理人が銅鍋を好むように銅合金は熱伝導率が高く熱くなり易いものですが、
それでは現実的には1戦闘に1回の1発兵器になってしまいます。
現代のネット環境は便利なもので青銅砲BRONZE CANNONの射撃動画をいくらでも検索/視聴できます。
例えばここ↓ 、1857年製12ポンド・ナポレオン砲の再現射撃です。
時代は近世になりますが中世の砲と基本構造、射撃スタイルに違いは有りません。
(後方に控える砲車は近世からの運用スタイルです)
ttps://www.youtube.com/watch?v=H_iDWJ7gbIU
動画ではBRONZE CANNONとは解説されていませんが砲身/砲尾が黄金色ですから、砲金=青銅砲です。
火縄銃で言うところの早合同様なカートリッジを利用して30秒に1発ぐらいの間隔で射撃しています。
その他 色々なBRONZE CANNON の射撃動画を検索/研究してみて下さい。
軌跡の発動機?誉
- >>1
回答ありがとうございます。
やはりデマなんでしょうか?
青銅砲から鋳鉄砲への転換時期の青銅砲と鋳鉄砲の比較についていろいろネット上の記事を漁っているとたまにそういう記事に出くわすのです。
銅は鉄より融点は低いものの熱伝導率は高いので、むしろ鋳鉄砲より過熱しにくく、放熱の限界を超える程のペースで連射を続けるのでないかぎり鋳鉄砲より有利ではないかと思っています。
一時間に一発程度というのは、おそらく巨大な攻城砲の話ではないかと(実際、その程度しか撃てないという話ですし、よく「暴発する」という印象もある)・・・そして一会戦に一発というのは、ガレアス船の艦首搭載砲であれば実質的にそのとおりなので、そういう話を他の青銅砲にも当てはまる話だと思い込んだ人が、そういう記事を書いてるんじゃないかと想像しています。
そういう事実確認と、やはり「過熱限界の判断はどうしていたのか?」という点には興味があったので今回の質問をさせていただきました。
おうる
- 過熱限界と聞いて思い出したのが、帆船の小説で先込めのキャノンを射つ光景なんですが
最初は、直接火薬を砲身に詰めて射つのですが、次からは砲身の内側を水で拭ってから火薬を詰めていたと思う。
更に熱くなった場合、布だか紙を水を含ませてから詰めた後に火薬を詰めていたような記憶が・・・・
砲身の過熱限界より先に火薬を詰める事自体が、危険になる気がするのですが!!
青江
- >>3
回答ありがとうございます。
帆船時代の海戦で相手の船が火災を起こすように、砲弾を熱してから発射した・・・という話はよく聞くので、砲身の過熱による火薬の引火については気にしてなかったんですが、今調べたら黒色火薬の発火温度って290〜300℃位なんですね。
おうる