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学生時代、某米軍基地のスーベニールショップでアルバイトをしていました。開店前、無施錠のショーケースから本物のピストルやライフルを取り出してガチャガチャやりました。その中に「レバーアクション」で「銃身が八角(六角だったかもしれません)」のライフルがありました。まことに構えづらく、銃床を支える左手のさらに先に重心がある感じでした。 あの銃はなんという名前だったのでしょうか。 また、どうして丸じゃない銃身の構えづらい銃が作られたのでしょうか。ご教示ください。 冨田 |
- ネットの時代グーグルで“Lever action rifle octagon barrel ” をキーワードに画像検索すれば
質問者が手にしたライフル銃がきっと見つかると思います。
多角形銃身の事をオクタゴンバレル(octagon barrel)と言います。
その形状意味については 米国でも色々とQ&A されています。
ttp://americanlongrifles.org/forum/index.php?topic=20148.0
ttp://www.thehighroad.org/archive/index.php/t-591267.html
主にヨーロッパや中近東地域17世紀頃のフリントロック・マスケット銃の初期の時代、
銃身は細い長い鉄板を樽の様に張り合わせ鍛造して製作しておりました。これを鍛接と言います。
よって、その銃身外径形状は修験道の行者が持つ六角棒のようなものでありました。
後年 銃身は鉄丸棒からの削り出し製法に変わりましたが、昔の銃身形状を懐かしんで高級銃やカスタム銃に
その外径形状を再現したものです。
まぁ太く重くなっていますので銃身強度が上がって良いじゃん。と自己満足でしょうか!!
軌跡の発動機?誉
- 一番知りたかったご回答が「細い長い鉄板を樽の様に張り合わせ鍛造」のご教示です。そもそも製造の由来がそうだったかと。卒然として樽も銃身も英語でBarrel(すみません)。
ご教示のサイトでは、数10年前に手にしたライフルがWinchesterだったのかMarlinだったのか分かりません。それはわたしの記憶の悪さです。でも昔からの疑問がまたひとつ解けました。有難うございました。
冨田