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対戦車無反動砲AT4について質問させていただきます。 @AT4の砲弾はカールグスタフのような補助ロケットがなく、ただの砲弾なので、直進させるには砲身に相当な圧力がかかると思います。 AT4の砲身は軽量化のためアルミとFRPとのことですが、どのような方法で圧力に耐えているのでしょうか? それとも、PIATのように弾道が放物線を描くのでしょうか? AAT4は反動をなくす方法として、当初は爆風を後方へ発射するクルップ式を採用していましたが、AT4−csは後方へ塩水を発射するデイヴィス式に変更されました。 デイヴィス式はクルップ式よりも装薬が少なくですむそうですが、どの程度減らせたのでしょうか? PIAT |
- カールグスタフの砲身もアルミとFRPです。
AT4との違いは鋼製のライフリングがあるかないかの違い。
AT4はカールグスタフのように何発も撃たずに使い捨てのため耐久性を低くできるのでさらなる軽量化が可能となったのです。
カールグスタフ用の砲弾とAT4の初速がほぼ一緒なのは調べてみればお分かりの事と思います。
カールグスタフの補助ロケットは射程延伸のためにHEAT弾のみに使用されているだけです。
したがって、AT4の有効距離内においてはカールグスタフ用弾よりも曲線弾道を描きます。
>デイヴィス式はクルップ式よりも装薬が少なくですむそうですが、どの程度減らせたのでしょうか?
装薬が減らせたという事は調べられませんでした。
むしろカウンターマスにスペースをとられ減らされたという記述があり、CS用弾薬の初速が落ちた原因となっているようです。
はいどーも
- はいどーも様 回答をいただき、ありがとうございます。
実は私『片手で撃てる二連式無反動ショットガン』というアイデアを持っておりまして、携帯のための銃身の軽量化、および安全バックブラストの軽減の方法を知りたくて質問させていただきました。
また、デイビス砲を魅力的な兵器と考えました。
デイビス砲は第一次大戦中に『戦艦の副砲並みの威力があり、機体が脆弱な複葉機から発射できるので、飛行機でUボートを撃沈できる』という触れ込みでしたが、実戦ではうまくいかず、終戦後は忘れられた存在になっていました。
ところが、数十年経ってから『室内から発射できる対戦車砲』として見直されました。
まるで、ガトリング砲がバルカン砲に生まれ変わったようなロマンを感じます。
PIAT