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日本は条約によりクラスター爆弾を廃棄しましたよね。他に面制圧兵器としてはサーモバリック爆弾が挙げられると思います。ただ同爆弾はクラスター爆弾に対して装甲目標に対して効果が無く代替に兵器に成りえないとも聞きます。そこで疑問なのですが 1.戦車に比べ装甲が薄い歩兵戦闘車や装輪装甲車にも効果は無いのでしょうか? 2.戦車や上記車輛で破壊はできなくとも外部に露出しているセンサーやミサイル等に損害を与えて戦闘能力を低下させることは狙えないのでしょうか? 3.また高温のガスに晒された際、装甲車輛の内部の人員に被害はないのでしょうか(NBC防御は普通外気をフィルターに通す方式だと思うのですが、高温ガスも防げるのでしょうか)? PlanB |
- どなたもレスをつけないようなので・・・
昔、雲仙普賢岳が噴火した際、火砕流(500℃の熱風を伴う)に巻き込まれた普通乗用車の中から取り残されていた子供が火傷も追わずに生還した事例があります。
熱気は内部に熱が伝達するまで時間が必要なので、それまでの短時間であれば熱に耐えうる素材で外気と遮断された内部に被害が及ぶことはありません。サーモバリック爆弾の温度は火砕流の熱風よりかなり高温ですが、火砕流よりも高温の持続時間は短いので車両内部の人間を蒸し焼きにすることは難しいと思います。
ただ、車外の装備品類が熱で損傷する可能性は否定できません。
爆発が連続して高温状態が持続した場合は、外気導入フィルターが焼かれる可能性も否定できませんし、エンジンがかかっていればエアクリーナーが焼かれる可能性もあるかもしれません。
しかし、その場合は熱による被害よりも酸素の欠乏のほうが心配になってくるような気がします。
おうる