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5.45x39mm弾についてお尋ねします。 wikiによるとAK74系はAK47系(7.62x39mm弾)よりも普及率が低いということですが、これはかなり差があるのでしょうか? 海外のショップを見ても5.45x39mm弾はWolfのものしかありませんでした。 実際の普及率はどんなものなのでしょうか? カミソリシュート |
- AK47 VS AK74 等のキーワードで調べれば色々とヒットします。
例えば ↓
ttp://www.diffen.com/difference/AK-47_vs_AK-74
AK47とAK74その生産数 Number builtの開きは 7500万〜1億挺 対 500万と 2桁の差があります。
AK47とAK74 両者撃ち較べれば これでも兄弟銃かと驚くほどAK74が扱い易いものです。
新たに正規軍の配備をするとなれば、その扱いやすさと性能バランスで 5.45mmのAK74採用となりますが、
AK74登場前からのAK-47の生産数は膨大なものですし、銃価格PriceにおいてもAK47の方が若干安いという事も
生産数1億挺に影響して来るのでしょう。
余談ながら このHPの様に二つを並べて比較すると色々と面白い事が解ります。
銃全長が若干長いAK74の方が重量で 1KG位軽いという事実です。
低射撃反動の弱装短小弾採用により、各銃部品肉厚が薄くスリムに作られているからです。
軌跡の発動機?誉
- 周知の通りAKは多くの国へ輸出・ライセンス生産されたほか、工業力のあるチェコスロバキアでVz58、フィンランドでバルメRk62などが独自開発のアサルトライフルとして作られ東側諸国および第3世界へ輸出された結果、7.62mm×39は西側以外の世界中で広く使用されることになりました。
しかし7.62mm×39を制式化していた国々はソ連の崩壊以後、必ずしも5.45mm×39に切り替える必要はありませんでしたので、多くの国では予算不足のため引き続き7.62mm×39を使用し続けました。中国は独自の5.8mm×42弾薬を制式化しました。そのため5.45mm×39を使用する国はロシアと、ソ連崩壊以前にすでにAK74とともに5.45mm×39を採用してしまった少数の国だけです。
輸出市場において5.56mm×45を使用するアサルトライフルは数多く種類がありますが、5.45mm×39仕様のラインアップがあるアサルトライフルはAK100シリーズのカービンタイプのAK105、チェコのCz2000などわずかしかありません。
5.56mm×45は分隊支援火器・スナイパーライフルにも使われますが、このような武器の場合5.45mm×39はどうしても威力不足が目立つと思われます。
個人的には、どちらかというとアサルトカービンや個人自衛武器など短銃身火器に向いた弾薬のようですから、特殊部隊用など限定的に採用する軍隊はあるかもしれませんので販路じたいは存在し続けると考えます。
超音速
- 軌跡の発動機?誉様、超音速様ありがとうございました。
普及率は私が思った以上にその差ははっきりしているのですね。
でも自分で使うのならAK74かな〜とも思いますが。
カミソリシュート
- >2. 3.
文章を拝見し、"AK74系があまり普及されていない。" と少々勘違いされているかもしれませんので補足します。
AK74系も旧ワルシャワ条約機構の各国が採用しておりますし、アルカーイダ他世界のテロ組織、
又、北の不審船にも積まれていた様に世界的に拡散しております。
AK74系その生産数500万挺という数は WWII戦時米国主力小銃 M1ガーランドの生産数550万挺に匹敵するものであり、
同じく帝国陸軍の38式歩兵銃と99式小銃 各々生産数200〜300数十万挺を超えるものであります。
AK74も大戦争時に匹敵する生産数なのです。
比較対象とするAK47 の1億挺という数が膨大だという事であります。
(というか非ライセンス品も含め集計不可能な膨大な量。が本当のところでしょう。)
〜?誉
- もとの質問の一行目が「5.45mm×39弾について」とあったのでAK74の普及度ではなく5.45mm×39弾薬の普及度が質問意図と理解し2.のような書き方をしました。
AK74は5.45mm×39仕様と5.56mm×45仕様があったはずで500万挺のうち両仕様の内訳がわかると良いのですが。
超音速
- 軌跡の発動機?誉様、超音速様、何度もありがとうございます。
質問の本来の意図は超音速様が指摘されている通り5.45x39mm弾の普及率についてです。
ただAK47系があまりにも莫大な数なのでそれと比較することに無理があったようですね。
カミソリシュート
- 銃と弾薬、両者存在して初めて実用となるものです。銃の生産数に比例してその弾薬も消費・販売されます。
さて、ロシア製銃用の弾薬としてウルフの市場占有率が多いのは当然であります。
ウルフ弾薬の製造元はロシア・ツーラ武器工場(旧ツーラ造兵廠)系の弾薬工場です。事実上の官製ロシア純正弾薬であります。
↓ツーラ弾薬工場
ttp://www.wolfammo.ru/produkciya/vintovochnye_patrony/patron_sportivnyj_545h39_fmj/
特に5.45mmの特殊構造弾薬ですと軽工業が遅れがちな東欧諸国や開発途上国では安価な製造は困難と思われ
本家ロシアのウルフ弾薬の独占になると思われます。
〜?誉
- 軌跡の発動機?誉様、何度もありがとうございます。
他のメーカーが5.45x39mm弾に手を出さないのはWolfが純正弾薬だからなんですね。
カミソリシュート