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最近の米陸軍のブラッドレー装備歩兵小隊には小隊通信手がいないようなのですが、この場合無線機は小隊長が携行するのか、それとも無線は車両に依存するのでしょうか。 無線機も軽量化が進んでいるので、機械化歩兵ならば小隊長が背負っても問題ないのではないか、と自分は思ったのですが、どうなのでしょう。 それとソ連陸軍のBMP装備小隊にも小隊通信手はいませんが、こちらの理由も教えていただければ幸いです。 伊吹 |
- http://www.globalsecurity.org/military/library/policy/army/accp/in0503/ch1.htm
年代は定かではないのですが、Figure1-75とFigure1-76およびその近辺の文章によると
ブラッドレーIFVの歩兵小隊は小隊長車1両+その他3両の合計4両編成で戦闘時は
小隊長車
搭乗のまま5名:PLATOON LEADER(小隊長)、GUNNER(25mm銃手)、DRIVER(操縦手)、PLATOON SERGEANT(小隊下士官:小隊長のバックアップ)、RATELO=Radio-Telephone Operator(通信士)
下車3名:FO=FORWARD OBSERVER(前衛偵察隊)、FO RATELO(前衛偵察隊通信士)、MEDIC(衛生兵)
その他3両
搭乗のまま2名:GUNNER(25mm銃手)、DRIVER(操縦手)
下車7名:SQD LDR(分隊長兼車長)、ASST SQD LDR(分隊長補助)、ANTIARMOR SPECIALIST(対装甲スペシャリスト)、AUTOMATIC RIFLEMAN2名、GRENADIER(グレネードランチャー射手)、RIFLEMAN/SNIPER
となっていて小隊通信士はいるものの小隊長車に搭乗のままで、他に前衛偵察隊通信士はいるけど偵察に出かけると周りに居なくなる状況のようです。
ANTIARMOR SPECIALIST(対装甲スペシャリスト)の説明文でブラッドレーのGUNNERに対戦車ミサイルの指示を出すと書かれているので何らかの通信手段は確保されているものと思われます。
ソ連陸軍は解りませんので他の方にお願いいたします。
jas1