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銃弾について質問します。 38式実包の薬莢を縮めて25mmから30mm程度にしても現在の装薬を使用し調整した場合、 同じ初速を出す実包の開発は、可能でしょうか?弾頭は同じものを使用します。 6.5mmx40とかが、開発されていることは、聞いています。 7.62mmNATOの例がありますから、もともと弱装弾でもありますから、 そのまま薬莢を短くしても同威力の6.5mmx40の開発は、そう無理は無いでしょう。 ですが、弾は短いほど銃の信頼性には有利だと聞いています。 なら、フィンランドのRk62の派生型あたりで作れば、よいバトルライフルが出来るのではないかと思うのですが 青江 |
- 結論から申せば現代の発射薬でもケース長30mm以下に短縮された発射薬量では
同性能は出せない様に感じます。
まず6.5MMX50 38式小銃実包・通常弾の陸軍公式値は弾頭重量9g≒139gr、発射薬量2.15g≒33.2gr、
歩兵銃から射撃して初速762m/s≒2500f/sです。
ケース長が50mm→30mm に短縮されるという事は 粗く言えば 円筒容積=発射薬量も4割減となりますが、
現代の発射薬でも139gr弾丸を2500f/sに撃ち出すには オリジナルに同じく31〜33grの薬量が必要の様です。
6.5mm GRENDEL という M16/M4系で6.5mmを発射したい人の珍しい弾薬ですが、
ここを見ても 140gr弾頭だと2000f/sが適正なところです。
ttp://eabco.com/savagebarrels.htm
ここでは 144gr弾頭だと2300f/sがやっとです。
ttp://www.sadefensejournal.com/wp/?p=2414
つまりケース長40mmでもその発射薬容積/容量ては苦しいわけです。
両者使用発射薬メーカー/ブランドが不明ですが、例えば IMR-3031や H335 というライフル用として速燃焼薬を使用して
この値ではないかと推測致します。
以上 私的な考察でありました。
軌跡の発動機?誉
- ありがとうございました。
青江
- 一点だけ疑問が。
弾の全長が短いと、マガジンから薬室への弾の角度が、急になるためジャムが起こりやすいです。
少なくとも同じモデルで308と3006の鉄砲だと、3006の方がジャムが少ないと聞いております。
私には違いが分かる程の経験は無いですが、
銃砲店やベテランの方から聞いた話なので間違いないと思います。
似非ハンター