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ちょっと気になるので質問させていただきます。 フロントサイトより前を限界まで切り詰めたM4 CQB-Rは作動性に難が出て、 ガスシステム周りの内部改良が必要になったと聞いてますが、 16〜20インチ程度の銃身で同じようにFサイトより前をとことん切り詰めた場合はどうなのでしょうか? 一応、ベトナム戦の頃にM16A1を前述のように切り詰めたモデルがあったらしいですが、簡素な紹介文しか見つかりません。 ななめ |
- 言い忘れましたが、リュングマン式の場合で教えてください。
ガスピストン式のAR15カービンならおそらく大丈夫そうだと、
AKS74Uなんかを見ていて思うので。
ななめ
- 短銃身でライフル弾薬を使用すると発射薬が燃焼きれず 銃口外にて無駄な燃焼をしてしまいます。
よって、銃としての機能に必要なガス量=ガスエネルギーが不足します。
短銃身自動ライフル銃の場合 この少ないガスエネルギーをより多く取り込む為に、
銃によりガスレギュレーターを備えたり、ガスポートを大き目にしたり(M4 CQB-R)、
ガス室を設けたりします(AKS74Uやアバカン)。
リュングマン方式のM16系は 一般ガス圧式自動銃におけるガスシリンダーに相当するボルトキャリアーが
銃身ガスポート位置よりかなり離れていますのでガスエネルギー不足が大きく影響し、
実用調整に苦労したものと思います。
軌跡の発動機?誉
- 回答ありがとうございます。やっぱりデリケートなんですねリュングマン式・・・
ななめ
- ベトナム時代のM16A1短縮バージョン(M16A1のフロントサイトのすぐ前がハイダーになっている物)はオーストラリアSASが使っている写真が知られていますね。隊員の自作と言われていますが当時のCAR-15シリーズに同形のモデルがあるのでColt社純正品ではないかと思います。ガスポートまでの距離があるのでさほど問題無かったのでは?
ベトナム戦争といえばCAR-15-07やXM177E1/E2ですね。これらはガス室を設けてます。当時の偵察隊員がこれを軽量化しようとして通常のハイダーに付け替えてひどい作動不良に見舞われる手記があったりします。ベトナム戦後アメリカ国内で短縮バージョン用のガス室ハイダーがサイレンサーと認定されたため、安定して作動する14〜14.5インチのモデル(M653,GAU-5等)が作られ、後のM4シリーズへと発展します。
通りすがり
- XM177のハイダー、AKS74Uのラッパハイダー的なものだったんですね。
なんで普通のM16タイプのハイダーじゃないのかとは思っていたので、勉強になりました。
ななめ