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日本海軍の航空魚雷の「色」について調べています。私の調べた限りでは、頭部が、「赤または胴体色と同じ」胴体色が「黒、黒鉄色、明灰白色、ニュートラルグレイ」と様々です。特に頭部の色については何がしかの意味があるのでしょうか(実弾と訓練弾というような)。過去ログもウィキペデュアも「日本海軍の塗装とマーキング・爆撃機編(含雷撃機)も納得のいく記述が無いので、この板の識者の皆様にお尋ねするしだいです。 備後ピート |
- 魚雷の本体は無塗装の銀色に輝いています。
また、赤い頭部は演習用です。
BUN
- BUN様ありがとうございます。ハセガワのプラモ流星改を見ると塗装指示書では、全体明灰白色になっているのに、作例のカラー写真ではどうしても金属系に見えるのに悩んでいました。また同じく天山では、頭部が赤となっていました。ご意見を参考にどちらを買うか検討したいと思います。
備後ピート
- ちなみに框板はベニア板そのままではなく、遠目には灰色に見える粒子の荒い銀塗装です。
加藤少尉
- >4.
加藤少尉様、震電の写真ではお世話になりました。そうですか、91式航空魚雷の場合時期的に框板はやはり必要ですか。自分としてはスクリューのゴールドを目立たせたかったのですが。ちなみにスクリューについても真鋳色(金色)、黒鉄色(ガンメタル)、胴体と同様銀色と諸説あるようですが、框板で囲ってしまうというのも一つの手かも…。
備後ピート
- 真鍮は戦略物資である銅と亜鉛の合金です。戦前までに調達されたものはともかく、開戦後に使い捨ての魚雷に貴重な真鍮を使って生産したか疑問です。
船舶の場合、船体の腐食防止のために真鍮製のスクリューを使う事は現在も行われていますが、戦時標準船のスクリューも末期は鉄製です。
また、戦中に製造された国鉄の電気機関車EF13は、モーターに巻く銅線が確保できずにアルミ線を使っています。
これら理由から天山や流星に魚雷を懸吊する場合、スクリューは少なくとも真鍮色は合理的ではないと感じます。
見栄え優先なら『あり』でしょうけど・・・
加藤少尉