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ベレッタPx4の事を調べていて英語版のウィキペディアを見たのですが、 http://en.wikipedia.org/wiki/Beretta_Px4_Storm これによると9ミリパラベラムでの射程距離は50m、40S&W、45ACPは25mとなっています。 なぜ後者2種の弾薬は9ミリパラベラムの半分程度しか射程距離がないのでしょうか? また、これは他の同じクラスのハンドガンでも同様の結果が出ると考えていいのでしょうか? よろしくお願いします。 ゆうた |
- 数年前にも同様質問がありました。
追記すれば、40S&W弾も45ACP弾と似た様な性格の弾です。
http://www.warbirds.jp/ansq/4/D2000784.html
45ACP弾は低速起因により弾丸ドロップ量(引力による落下)が大きいので、25mどころか10数mが実用最大距離です。
何故なら45ACPと言えば M1911 PISTOLですが、スペック上の命中精度試験要求は距離15ydです。
言い換えればガバメントの命中精度保証は製造規格上15yd以下でしかないという事です。
M1911 のスペックより関係部位を抜粋します。 少々専門的になります。
D-P-355a FEDERAL SPECIFICATION
PISTOL,CALIBER.45,AUTOMATIC:M1911A1 より
3.3.26.1 Targeting.
At a range of 15 yards, at least 4 shots out of a series of 7 shots shall be within or cut the edge of a 3-inch diameter circle (sighting image), and the center of impact of the 7-shot group shall
not be located more than 4 inches radially from the center of the sighting image when tested as specified in 4.3.3.1 and 4.4.7.
4.4.7 Targeting and accuracy firing test.
The pistols shall be tested for targeting and accuracy requirement (see 3.3.26) by firing seven rounds of ammunition from a folly loaded magazine with the pistol sights alined at 6 o’clock on the sighting image.
ベレッタPx4が 45ACPでの実用射程距離を25mとしたの事は相当頑張っているものと思います。
軌跡の発動機?誉
- >1. を補足します。
現実として色々なGUN雑誌やYOUTUBEの動画等で各種45口径ピストルで距離20m程度のマンターゲットに
ドンドン撃ち込んで、それなりにバラツキながらヒットしておりますが、
上記1.要求規格は急所を狙って当たるかどうかの試験とお考え下さい。
マンターゲットに適度に当たりさえすればよいのでしたら25m位が実用射程であります。
〜?誉
- 軌跡の発動機?誉さん、どうもありがとうございました。
45ACPや40S&Wはあくまで至近距離でのみその効果を発揮するんですね。
アメリカ以外の国では未だに9ミリパラベラムがほとんどを占めているというのも納得がいきました。
アメリカでも正式拳銃はM9ですから9ミリパラベラムですしね。
ゆうた