338  戦時中のドイツ陸軍兵士の装備品であるガスマスクについて質問します。写真等を見ますと、ドイツ陸軍兵士は円筒形の容器を身につけていることが多く、これがガスマスクのケースである事が分かりました。
 しかし、第二次世界大戦は第一次と異なり大規模な毒ガスの使用はなかったと思います。というこはガスマスクはほとんど使われることがなかったと思われます(これも写真ですがせいぜいパンツァーシュレックの操作員が使用しているくらいです)。
 そうであるならば、ほとんど使わない装備品をドイツ陸軍兵士は身に着けていたことになりますが、そうなのでしょう。それとも別の用途で(例えば防寒用)使われることがあったのでしょうか。 

二一斎

  1. 広く装備された理由は陸軍総司令部が連合軍の化学戦による反撃を予想していた為ですが、西方戦役でも毒ガスの使用が無かったことから実際のガスマスクケースはガスマスクを入れず、雑用品の収納ケースとして使われることが多かったようです。
    BUN

  2. BUNさんのおっしゃる例は海外掲示板で「あった」「なかった(ガスマスクをちゃんと入れてた)」の言い争いになっているのを見たことがあります。「あった」はSSの人から聞いた人、「なかった」は国防軍ベテランの証言を得た人でした。これも一般化しづらいことですが。
    マイソフ

  3. 戦況が不利になった場合に化学戦が行われるという危惧が当時としては生々しいものだったから幅広く供給されたという点は事実だと思いますが、本当に入れていたかどうかは確かに何とも言えませんね。
    BUN

  4. ガスマスクそのものは、ドイツ版バズーカのブラスト除けに使われている
    写真が有名ですから、他の用途向けに携行していた場合もあったと思います。
    また、実際の毒ガス戦がどの程度想定されていたか? についても。写真
    集等でガス遮蔽用シートを括りつけている例もあります(サイドカー兵等)。

    TOSHI!!

  5.  皆様、回答有難う御座います。入れてなかった可能性もあるのですね。確かに使う必要性の低いものならそうなるでしょう。
     ただ私としては質問に書いたように防寒用(顔の防寒用)に東部戦線で使われたかなとも思ったのですが、それはなかったようです(^^;)。
     これからも宜しく御願いします。

    二一斎

  6. 私はワルシャワ市街戦で被っているのを見ました。火災の煙避けで使っていた様です。又、防寒で使ったとしか思えない画像も見ましたよ。
    通行人


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