銃弾は銃身内部で後ろから高圧のガスに押されることによって加速されます。
銃弾が銃口から出ると、この高圧のガスが噴き出すので周囲に大きな気圧変動を起こします。
これが銃声です。
初心者

砲口爆風波 BLAST WAVE をすごく粗く順序立て説明すると・・・・

１.砲腔内の空気が前進する弾丸により高速に押し出され静止外気に衝突して生じる衝撃波を
　 前駆衝撃波（PRECURSOR WAVE)と言います。

２.弾丸が砲口離脱し、推進薬燃焼の高温高圧ガスが砲口を出た瞬間超音速で急膨張して
生じる衝撃波・爆発波をREPORT WAVE と言います。
これも又、外気に衝突して別の衝撃波を生みます。SHOCK DISK 等。

急膨張と同時に　1次火炎(PRIMARY FLASH)が生じ、弾丸が砲口をかなり離れた段階で
２次火炎(SECONDARY FLASH)が生じます。

３.弾丸は弾頭衝撃波を生じながら超音速飛翔して行く。


発射音の主因子は２.爆発波と火炎であり、そして次が３.弾頭衝撃波であります。
１.前駆衝撃波は　前2.3.両者から較べたらわずかな因子です。


これらは、下記一般例で実体験できます。

Ａ.狩猟用空銃口径5.5ｍｍと、近似の22LR口径装薬ライフルを撃ち較べれば、
発射音は22口径装薬ライフルの方が大きいですね。　まあたいした事ないが。

Ｂ.同一弾薬使用の同型ライフルで標準銃身と短銃身（カービン）を撃ち較べれば、
発射音は短銃身（カービン）の方が大きく発射炎も同じく。むしろ初速は遅い。
(短銃身なので、発射薬が銃身内で燃焼しきれず、弾丸離脱後銃口外で一気に燃える為。)


以上 大雑把な回答でした。

軌跡の発動機？誉