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狙撃用のスコープ、戦車等の照準器の呼称について質問します。小林源文先生の作品の中では「眼鏡(めがね)」と日本兵が発音していますが、松本零士先生の作品の中では同じく日本兵が「照準がんきょう」と発音しております。ささいな事ですがどなたか知っていたら正解を教えてください。 さとう |
- 日本国語大辞典より
がんきょう【眼鏡】〔名〕めがね。また、望遠鏡。軍隊で多く用いられた語。
現在の次A隊でも、
1.狙撃用・・・・・狙撃用照準眼鏡 そげきようしょうじゅんがんきょう。
2.戦車用・・・・・砲と同軸のもの=直接照準眼鏡 ちょくせつじゅんがんきょう。
砲塔上に備わるもの=照準潜望鏡(潜望式照準眼鏡)
せんぼうしきしょうじゅんがんきょう。
軍務に任ずる将兵は何十万といます。日常生活の感覚でメガネと言い表す者も中にはいるでしょう。
軌跡の発動機?誉
- 旧日本陸軍の場合、軍隊用語があるのに、一般用語を使用した場合は制裁の対象となりますので、「めがね」はないと思われます。
高柳水門
- 砲隊鏡を「かにめ」と称する例があるように現場で通称が使われてもあまり問題にはならなかった
と思います。
また光学の製造現場、利用する現場では望遠鏡系を「めがね」とベテランの方々が称しているのに
若い頃には違和感を感じていました、「めがね」は視力矯正用と思い込んでるからです。
望遠鏡を「めがね」というのはある意味では専門用語で、光学兵器を取り扱う部門では普通に
使われていたと想像します。更に想像を加えれば照準機の調整等でその手の関係者と接する
機会のある人は「めがね」と称するのを見聞きする事が多くあるのではと思います。
「とおめがね」が人類初の光学兵器とすれば立派な軍事用語ですね・・・蛇足だあ
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