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銃初心者です。 銃口初速が60下がるとどの位威力(マンストッピングパワー)に影響が出てしまうんですか? よろしくお願いします ttt |
- 漠然としすぎていて、答えづらい質問です。
60メートル毎秒、フィート毎秒、キロメートル毎時など色々ありますが、単位はどれでしょうか。それとも60%下がって元々の5分の2の初速になったら、でしょうか。
銃弾にも、.22LRというヒト一人殺すのが精一杯の小さなものから.50BMGというゾウさえも殺すような大きなものまで様々あります。銃口初速も200メートル毎秒から900メートル毎秒まで様々です。
想定している状況を、銃弾の種類・標的までの距離・「60」の単位など書いてください。
i950
- この人、たぶん AnsQ.113のAK74M と Ak105 銃口初速 質問の続きなんでしょうね。[900M/S → 840M/S]
?誉
- ここではQ.113の続きとして考えてみますと、、(笑
まぁ、あまり具体的な数値を持ち出して比較することはならないものかと思われますが…。
まず両者の弾丸は同じモノ(5.56×39)ですので、弾頭重量やサイズは無視できます。なのでポイントは銃口初速(AK-74M:900m/s,AK-105:840m/s)ですね。
全般的な5.56mm弾は小口径高速弾にもかかわらず、それが体内にとどまるように設計されています。また体内に侵入したときの拡散性が強くでる弾のため、もし弾が体内にとどまっているのであれば「マン」ストッピングパワーは強いと考えても良いでしょう。ならば銃口初速の速い方が単純に弾速の温存性があるので、AK-74Mの方が貫通しやすい、といえるでしょうか。
というわけでマンストッピングパワーに関しては、AK-105が有利かと。
使用弾薬が同じAKシリーズなら、結局の決め手はバレル長でしょうね。
AQUA
- ややこしく申し訳ありませんでした、
補足です。
すみません、
113の続きです。。
60M/S下がると・・・・、で弾は5.45×39です、、
ttt
- 弾丸威力を数値で示す場合、物理公式・運動エネルギーの計算値や、KOPF値(ノックアウト・パワー・ファクター)や
人体模擬ゼラチン或いは粘土に打ち込み、そのキャビテイ(空洞)容積値を示す場合等 色々ありますが、
どれも弾丸速度が重要な因子ではあります。
しかし別の視点で考えるに、本件質問の様な銃身短縮化による60M/S程度の初速低下が及ぼす威力低下を考える事は、
実用面でほとんど意味をなしません。 以下理由を述べます。
1.弾丸存速(Remaining velocity)変動の方が影響大。
小口径軽量高速弾の各射距離における存速を示します。単位m/s
MUZZLE 100yd 200yd 300yd 400yd
5.45mmx39 900 812 729 651 578
5.56mmx45 M193 988 841 709 589 484
神経質に60M/S程度の初速低下を気にしても、たった100yd(91m)離れた距離でそれ以上に
初速低下していおります。
少々の銃身短縮より射距離の方が重要だという事です。
例えば、両弾種 400ydの弾丸存速から計算した運動エネルギー計算値は 至近距離での拳銃弾エネルギー値と
ほぼ同等であります。
5.45mmx39 は 45ACP。 5.56mmx45 M193 は 9mmParabellum。
2.初速バラツキ
どんな弾薬も工業製品ですので、その性能にはバラツキ精度が存在します。
ある弾種の銃口初速 ×××m/s と言っても、それは規格値・標準値であり 同一製造ロット内で
初速バラツキが存在します。
競技用マッチ弾なら1%以下と推測しますが、大量生産軍用弾では数%の初速バラツキが現実です。
少々の銃身短縮による初速低下を気にしても 元々弾薬の初速バラツキも同じくらい存在しております。
以上 長文失礼しました。
〜?誉