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陸軍の20mm機銃について疑問があります。 陸軍は海軍より早くエリコンの導入とコピーを研究していたようです。 それなら、海軍から図面等を渡されて、技術指導を受ければ、量産は可能だったと思えます。 規格が違うという事はありますが、長年研究していた外国のものを導入で、急ぐために、そのまま生産するのには慣れていたはず。 他に何か明確な理由があるとしか思えません。 さらに、銃の開発で一番難しいのは、弾の開発です。 陸軍の20mm開発が、遅れた理由は、其処にありました。 では、なぜ既存の銃弾を使わなかったのでしょう。 海軍の13mmが、結構速く作れた理由は、既存の弾を使ったことにもあったと思います。 だったら、研究していたエリコンの弾や既存の20mmを使わなかった理由は何でしょう。 ブローニング系統が、ボトルネックの弾しか使えないなら、既存のボトルネック弾でよいはずです。 DBのエンジンのような理由であるなら、余にもお粗末すぎるので、理由は何なのでしょうか 青江 |
- 陸軍のエリコン20mm… 九二式重爆の背面銃座がそうだったかな?(確か九四式旋回機関砲、だった記憶が…)
でも、航空機に関しては、フランスのD512/キ12系はイスパノですね。陸戦用だと、対戦車ライフルの九七式とか九九式対空自動砲とか。
いろいろありますけど、逆に、海軍の13mmが、オリジナル(に近い)陸軍のホ103(12.7mm)と互換性がなかったあたりにヒントがありそうな気もします。
チャチャ入れ
- 陸軍の20ミリ口径機関砲の導入が遅れたのは弾薬の問題とは無関係です。
また九四式旋回機関砲という準制式兵器が準制式であるのは大量生産を前提としていないからです。九四式という準制式制定された兵器の存在は20ミリ機関砲の開発実績を示すというよりもむしろその国産化の失敗を意味します。
そして海軍は陸軍に対して技術援助を行おうにもその量産実績も余裕もありません。それが可能になるのは殆ど大東亜戦争開戦が迫る頃となります。
さらに海軍機銃を搭載しようとしても、ホ五の搭載にも苦労する戦時中の実用機の中でいったい何に搭載するのでしょうか。
支那事変以前から機関砲搭載を主眼として研究を進めていた零戦と機関銃装備または13ミリ主体に考えられていた陸軍戦闘機では事情が異なります。
BUN