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架空戦記を読んでいて疑問に思ったので質問します。 @ 赤外線追尾のミサイルに狙われたB29が、機銃を乱射すると、その銃弾に向かってミサイルが方向転換した。 A 狙われたB29が、エンジンを止めて滑空状態にすると、ミサイルが赤外線を探知出来なくなり、迷走した。 という記述がありました。 赤外線追尾のミサイルは、曳光弾やレシプロエンジンの排気程度の熱源を感知するものなのでしょうか? よろしくお願いします。 AK47 |
- 架空戦記とは与太話です。
本物で考えても無意味ではありませんか?
MG151
- ちょっとした実験、冷却フィンが露出したバイクでちょっと走る。んでエンジン止めた直後にフィンをお触りしてみる♪さて手は無事でいられますか?
Alphabette
- 高空では、非常に低温で、猛烈な気流が当たるため急激に冷えるのは確かでしょうが、さてどうでしょうね?
もうひとつ、局地戦用に使われるレシプロエンジン付きのコイン機、現代戦でも、かなり重宝な戦力と聞き及びます。
という事は、それに襲われる側ですけど、装備している歩兵用の対空ミサイル(殆どが赤外線誘導)が、それに無力とは聞きませんね。
このあたりを調べてみては?
青江
- @ 高速で飛びさる銃弾から発せられる赤外線は、熱源(銃弾)そのものがあっという間に飛び去ってしまうので、赤外線センサーは検知したとしてもミサイルそのものがその方向へ向くことはできないでしょう。
銃弾の熱源を検知してしまうほど高性能な赤外線センサーを搭載しているのなら、銃弾よりも安定的に熱を発し続ける銃口の方へミサイルは飛んでいくと思います。
A サイドワインダーは型によっては車の排気熱でも追尾できるという話はありますので、その赤外線ミサイルのセンサーが鋭敏ならばレシプロ機の排気熱を追いかけることはありうるでしょう。
高空の大気は非常に低温ではありますが、大気圧(つまり大気密度)が低いのでエンジンの冷却には低空よりも不利です。
B-29を迎撃…ということはB-29はそれなりに時間をかけて長距離を飛んできた…と、勝手に状況を解釈してみる…ならば、エンジンは相当高温になってるはずです。
自動車でもエンジンを停止した後、再び素手で排気管に触れても火傷しない程度に冷めるまで数十分はかかります。ということはB-29がエンジンを停止したとしても、排気管そのものが熱(赤外線)を発し続けますから、レシプロ機の排気熱を追いかけるような赤外線追尾ミサイルなら何の問題も無く追尾しつづけるでしょう。
あと、レシプロエンジンは停止操作をしてから実際に停止するまで数秒の時間がかかります。その架空戦記のミサイルの速度がどれくらいかわかりませんが、現代のロケット推進方式のミサイルは非常に速い飛行速度を発揮します。ミサイルを発射してからB-29の乗員がそれを発見し、機長に伝え、機長が「エンジンを停止すべきだ」と判断し、機関士にエンジン停止を命令し、機関士が手を動かして操作し、その操作の結果として全てのエンジンが実際に停止するまでの時間…その間もなお目標に到達できず、それどころかエンジンを停止しただけで目標を見失って進路変更してしまうほどのはるか手前にいるようなミサイルは、航空機と大差ない(それどころかMe163やMe262よりも遅い?)、ミサイルとしてはかなり鈍足なミサイルではないですか?
おうる
- 回答ありがとうございました。
私も、「ミサイルが銃弾を追いかける。」というのは。「?」と思っていましたが、エンジンの排気を止めれば、追尾されなくなるような気がしていました。
しかしエンジン本体の熱に反応するようなので、やはり「与太話」だったようですね。
AK47
- 与太話でしょう。
戦後型レッドアイでも、ジェット機に対して後ろからしか撃てませんでした。
前から(つまり攻撃食らう前)撃てるようなったのは、スティンガーからっすよ。
えりっひ