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初歩的な質問ですみません。 37ミリ砲のことなのですが……何故、「37ミリ」という半端な寸法なのでしょうか? ヤードポンド法でもなさそうだし、何故こんな数字になったのかわかりません。ご教示願えれば幸いです。 Mの社員 |
- 少し前の質問58をどうぞ
SUDO
- 失礼しました。過去ログの方をちゃんと見ておりませんでした……
要するに、「たいした意味はない」と言うことなんですね。
そう言えば、ティーガーの主砲で有名な88ミリというのもちょっとわかりません。7.92mmのように、ライフリングの溝の底(最大径)で計ると90mmとか切りのいい数字になるんでしょうか。
Mの社員
- 第一次大戦時のドイツでは、他国だと3インチ76.2mmや75mmのクラスになる野砲でも77mm砲なんてのを使ってましたので、3.5インチ-90mm級でも、語呂合わせのぞろ目を選んだのではないかと想像します。
SUDO
- 2>
昔現物を定規で計ったことがあるのですが、
まさにライフリングの溝の底で計ると90mmのように「見えました」。
無論手で背伸びして頑張って計ったので89mmなのかもしれませんし、91mmかもしれません。
ですが案外そういう理由なのかもしれません。
まあ、話半分程度に(^^;;
P-kun
- うろ覚えで申し訳ないのですが、ドイツにおいてはその昔、口径を谷径で設計しており、後に山径表記が世界的に標準となると、そちらに合わせたと何かで読みました。
88は、P-kunさんの仰る通り谷径90mmだそうです。
SUDOさんの仰る77mmは、正確には77.7mmだそうで、これは谷径80mmのようです。
小火器標準の7.92mmも、谷径8mmで設計されたものであり、後に表記が改められたものだとか。
Takeahero
- >5.小火器標準の7.92mm ???
独軍の基幹小銃弾の当時の制式呼称は、あくまで Patronen 88, Patronen i.S. とか Patronen s.S. です。
口径数値は表記されません。 又、銃器側 kar98k, MG34, MG42, FG42 等のどこにも 7.92mm などという刻印は
全くされておりません。
7.92mmX57JS とかは、敵国米英が勝手に付けた呼称です。 8mmMAUSERも含めて その様な呼び名で考えても何もなりません。
とは言うものの これでは話が進みませんので、あえて表せば 山径 7.92mm 谷径 8.20mm ≒弾丸径です。(Patronen i.S.の場合)
さて、これの理由は隣国仏軍小銃弾8mmLEBEL弾を横目に見つつ(少々コピー)、独もLEBEL近似寸法の弾丸径が先に決定され、
その次に適切なライフリング溝深さが採用され、その結果≒山径 7.92mm に落ち着いたというストーリーです。
戦後はドイツ人も米英の影響で Patronen 8x57 とか表記する様です。
軌跡の発動機?誉