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狙撃手の装備について質問させて下さい。 ネットで調べていたのですが、狙撃手の装備は通常の歩兵用装備と具体的にどう違うのでしょうか?使用する火器が違うのは知っています。しかし例えばスポッター(あるいは単独で)と共に長期的な任務を行う場合、火器を含め、どのような装備を持ってゆくものなのでしょうか? 通常歩兵はメディカル・キットをはじめレーションなどのサバイバル・ツール。ボディ・アーマー、無線、ナイフ、ピストル等のサイド・アーム、メイン・ウェポンと解釈しておりますが、狙撃手も基本は同じでしょうか? また、狙撃手はメインとして使う狙撃銃、サイド・アーム以外の銃器は持ち歩くものなのでしょうか?むしろ身軽な方が任務を遂行しやすいと私は考えているのですが、如何でしょう? Foxeye |
- 詳しいことは分からんですが、
支援射撃の場合、狙撃手は遠距離から敵の脅威を排除するためとあれば、狙撃銃に限らず機関銃などによる牽制射もするらしいです。
狙撃銃と機関銃を持ち替えて、もあるかもしれないですね。
カノブラフ
- 任務に必要な物を持っていく、が正解ですが…
内容から分隊射手は除外します。
アメリカ海兵隊を例にすると野戦任務の場合、携行重量の問題があるので
スナイパー:狙撃銃(M40A2)+サイドアーム(M9)
スポッター:自動小銃(M16A4withM203)+サイドアーム
が一般的です。
しかし市街戦ではM14DMRやS-DMR等も使われます。
SEAlSのスナイパーはM42、SR25、RECCEライフル(大ざっぱに言うと狙撃用改修仕様M4)、50口径ボルトアクションの4丁が支給されるようです。
長距離狙撃が任務なら.338ラプア等、より大口径の銃を選択することもありますし、潜入が求められるならサプレッサー付のハンドガンやSMGも携行されます。市街戦や突入・ボーディング支援ならセミオートや場合によってはSAW、LMGも使用されます。
有名なのはイーグルクロウ作戦のデルタフォースのスナイパーがHK21やM60を使いました。
銃とともに大事なのは監視用品、双眼鏡やスポッティングスコープです。それと無線も欠かせません。
基本的にスナイパーは2名が基本なので、装備は特殊部隊のそれが基本と考えていいでしょう。ただし重量がより厳しくなるのでぎりぎりまで切り詰めようとするでしょう。特にスナイパーチーム単独任務時は防弾装備は優先度が低くなります。
通りすがり
- 少し古い米陸軍の例ですが、リンク先の第二章および第五章二節が参考になると思います。
http://www.globalsecurity.org/military/library/policy/army/fm/23-10/index.html
れん太
- 場合によっては、カムフラージュ用のギリー・スーツ(ghillie suit)も必要になるかもしれませんね。
Jウォ〜ク
- 皆様回答ありがとうございます。
通りすがりさん>>
任務に合わせて、が基本だとは存じていましたが、逆に”基本的”な装備とは?が分からなかったので大変勉強になりました。
れん太さん>>
サイトご紹介ありがとうございます。
素晴らしいサイトですね。というかこんなもの公開してるところなんてあったんですねw
仰っていたように古い例だから公開できるのでしょうかw
ともあれ、大変役に立ちました。おかげで他の方が言っていた内容にも合点がゆきました。
Foxeye