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三式中戦車についてお聞きします。 砲塔上面の防楯基部のすぐ後ろに、円形の小ハッチ状の部分がありますが、これは何の用途に用いるものでしょうか。 八郎太 |
- 推測ですが、空薬莢の排出口では。
ちなみに四式や五式にも同様のハッチがあります。75mm砲になって薬莢が大型化したので、取り付けられたのではないでしょうか。
Taki
- ご回答ありがとうございます。
ただ、排莢は、装填手の位置的に側面か後面のハッチを使用するのが自然ではないかと
思うのですが、どうでしょうか。
件のハッチは、位置的に主砲砲身の真上なので砲塔内の乗員が使用するのは困難なよう
に見え、また形をわざわざ円形にしているので、特別な用途があるのではと思うのです。
八郎太
- 戦闘中は側面や後部のハッチは開けられないでしょう。排出口が主砲の真上にあるのは、主砲から排出された薬莢をそのまま上に持ち上げればよいので、かえって便利なのでは。ドイツ戦車の空薬莢排出口もあれと同じ円形の小ハッチで、おそらくそれを真似たのだと思います。
Taki