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蒸気機関が登場する前の船舶というと船底に溜まった水を人力で掻き出す必要がありました。 日本の安宅船の場合、トップヘビーになってしまうため船底にバラストとして砂利を敷き詰めていたそうですが、排水作業はどのようにやっていたのですか? おうる |
- シカとは存じませぬが佐渡金山の水上輪みたいなのでやってたのではないでしょうか
駄レス国務長官
- >>1
回答ありがとうございます。
当時、日本にアルキメディアン・スクリュってあったんですか?
佐渡に伝わったのは江戸時代に入ってからだとは知っていますが、それ以前の日本での使用例は存じませんので・・・
おうる
- ポンプの歴史 ↓ によれば西洋では古くより船底の排水に用いられてたとのコト
http://www.marut.co.jp/gyumu_pdf/pump-info01.pdf#search=%27%E3%83%9D%E3%83%B3%E3%83%97%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2%27
種子島に漂着したフネにも付いてたとすれば鉄砲と同時に伝来した可能性はあり得ると思います
駄レス国務長官
- >>3
興味深い資料をありがとうございます。
てっきり手桶で汲み出していたんだろうと思っていましたがポンプを使っていたとすると、一区画だけ砂利は入ってこないけど水は入ってくるような場所を常設して、そこにポンプを突っ込んで排水するようにしていたのかもしれませんね。断定はできませんが・・・
おうる
- 安宅船ではありませんが、江戸期の和船の実際の漂流事故を題材とした小説では、船底にたまった水(さんずいに金で淦、読みはアカ)をくみ出すのにすっぽんという手押しポンプを使っていました。
それをもとにネットを検索した結果、こちらのブログに博物館に展示されている実物の写真がありました。https://blogs.yahoo.co.jp/kmy22jp/40090934.html
れん太
- >>5
ありがとうございます。
ただ、龍吐水もいつ頃登場したものなのかよくわからないのですよね。消防用としては江戸時代中期に登場しているようですが・・・
おうる