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ドイツ戦艦ビスマルクに関して疑問があります。 同艦最後の戦いにおいて「1、2番主砲の間に命中した砲弾により両主砲が作動不能に陥った」という話があります。 しかしビスマルク擁護派(こういう言い方はあまり好きじゃないのですが)の人達はこれに対し「主砲射撃指揮装置が直後に破壊されたから砲撃出来なくなっただけで主砲は損害を受けていない」と主張されます。 個人的には射撃指揮装置(あるいはその関連設備)が破壊されたのであれば、特に近距離砲戦であれば2番主砲は主砲測距儀を用いて砲側照準で戦闘を継続出来たと思います。 このビスマルクの1、2番主砲の沈黙について、砲塔の破損と測距儀の破損、どちらがより重大な影響を与えたのか教えて頂けますと幸いです。 薩摩 |
- まず0859の最初の命中弾(ロドニーの16in)はご指摘のAB砲塔中間で両砲塔が沈黙します
同時同分ノフォークの8in砲弾により前部照準塔(司令塔上)が壊滅します
0902ロドニーの16in砲弾がA砲塔砲室後部に命中して損傷を与えB砲塔からも破片が飛散します
0927KGVの14in砲弾がA砲塔前部甲板に命中し同砲塔は水圧を喪失し左右両砲は俯角一杯に沈降します
(以上“Battleships, Axis and Neutral Battleships in World War II”に拠る)
最初の命中弾で両砲塔が沈黙した原因は不詳ですが仮に砲塔構造物自体が物理的に損傷しなくとも電路が切断されたりすれば不動となるワケですから戦闘の帰趨に影響は無いんじゃないでしょうか
駄レス国務長官
- 回答ありがとうございます。
戦闘の帰趨についての影響がほぼ皆無であろうことは判っているのですが、
・砲塔間に命中した砲弾による被害で砲塔機構に破損がなかったのであれば直後の射撃指揮所が破壊されても砲塔個別での戦闘継続は可能だったのではないか?
という点が疑問なのです。
主砲射撃指揮所の破損=主砲射撃不能ではありませんし、我が「比叡」のように電路の切断で一斉射撃が不可能になっても砲塔毎の砲側照準で戦闘を継続した事例もありますので……。
薩摩
- >2.
これ ↓ 見ると後部指揮所ないし砲側照準による射撃がしばし継続されてるようですね
http://www.kbismarck.com/bismarck-last-battle.html
駄レス国務長官