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下らん質問で申し訳ありませんが、帝国海軍は”夜戦重視”だったにもかかわらず、砲身基部の防水布は、自分の知る限り白色のみのようです。 欧米では、黒染めキャンバスも多用されていたようですが、夜戦に於いては白いキャンバスは目立つのではないでしょうか? 帝国海軍は何故黒色もしくは暗色のキャンバスを使用しなかったのでしょうか? takeahero |
- 染めている例は写真でいくらでも見つかると思うのですが。
片
- 砲基部の防水布とは関係ありませんが・・・
目立たなきゃそれでいいというわけでもなくて、敵味方の識別はつけられなければいけません。
日露戦争の白襷隊の例もあります。
日本海軍も第一次ソロモン海戦の際、敵味方識別のためにマストに白い吹き流しを掲げて戦場に突入しています。
おうる
- 回答有難うございます。
モノクロ写真で、明度が軍艦色程度に見える物は見たことがありますが、砲煙その他で汚れたものだと思っていました。
#吹き流し
それは知っていましたが、会敵前の段階では、まず見つからないようにするのではないでしょうか。
尤も、電探の前には無意味ですが。
takeahero
- >>takeaheroさま
懐かしいお名前を拝見。
Keyさんのところでお世話になっておりましたJackです。
#吹き流し
「まず見つからないようにする」以前に「まず敵味方の識別をする」のが先決なのではないでしょうか。
WW2時点で、既に電波兵器としての敵味方識別装置(トランスポンダを用いたIFF)は存在しておりますが、
それは連合軍側だけのことで、残念ながらわが帝国陸海軍にはありませんでした(電探だけで精いっぱいだったということでしょうか)。
となれば、同士打ちを避けるために吹き流しを含めた何らかの代替方法で、敵味方の識別をするのが重要になります。
ところで、確か湾岸戦争時の米陸軍の戦車部隊が「砂漠で暗視装置が故障したために同士打ちを演じた」ことがあり、
その対策として「ブラインド状のパネルに、暗視装置では黒く映るテープを貼り付けた」ものを
車体に付けて敵味方の識別に利用するようになった、とどこかで読んだことがあります。
このように、現代でもトランスポンダによらない方法で敵味方識別を行う例があります。それと同じではないでしょうか。
Jack
- >Jackさん
おひさです。
個人的見解なのですが、明らかに「友軍とは思えない」艦船を把握しない限り、近辺の艦艇は友軍であり、夜間索敵に「絶対的(過剰とも言えますが)」自信を持っていた帝國海軍に於いては、先手必勝が建前であり、味方識別は、接敵後の次点だったのでは、と思っています。
あくまで私見ですので、資料的裏付けはありませんが・・・。
takeahero