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一等輸送艦が回天を輸送する際に8基を搭載していた例が見受けられますが、どのような搭載の仕方をしていたのでしょうか。というのは、図面を参考に一等輸送艦の軌条長を計算したところ、大体50m程度という結果になったのですが、回天は1基15m(一型の場合)ほどあり、単純に考えると軌条長が足りず搭載できない?ことになると感じたためです。この点に関し、ご教示願いたくご質問致しました。よろしくお願い致します。 タービン |
- 一等輸送艦の回天搭載は通常6基、最大限8基とありますし、8基搭載例は輸送任務ばかりですので、2基はレール上ではなかった可能性も考えなくては、と思うのですがよくわかりません。
片
- 片 さま
ご回答頂き有り難うございます。
私の方でも改めて色々と考えてみたのですが、結局納得のいく答えは出ませんでした。軌条外で搭載できる場所も検討してみましたが、やはり私も良く分かりませんでした。
検討した中で有りそうだと感じたのは、回天の実用頭部(長さ2.25 m)を外して搭載するというものです。これならば1基あたり長さ12.5 mとなり、レールをフルに使えば4基搭載できることにはなります。もし用いた架台が本体よりも小さければ、レールを多少はみ出すような積み方も可能となるということにも思い至りました。
ただ、使用した台車の大きさが不明な点、このような積み方を行った場合でも最後尾の回天の位置が低くなりすぎて波を被りやすいといった不利益があり得るなど、不自然なことも多いです。また、それらを裏付ける資料も持ち合わせてはいないので、結局確度の低い推測と感じています。
拙い考察でのお目汚し失礼致しました。
今後何か判明した点などございましたら、その折にお聞かせ頂けると幸いです。
タービン