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千代田の模型作成しているんですが噴進砲の装備位置と装備された経緯が載っている本を教えてください カンバ |
- 装備の経緯は書かれていませんが、模型を作る参考にされるなら、艦船模型スペシャル2015年6月号「日本の軽空母」がいいですよ。
GO
- ありがとうございます。千代田の噴進砲ってエンガノ岬海戦で本当に装備されていたのでしょうか?千歳と同型艦で千歳が装備していたのだから千代田も装備していただろうとかそういうのじゃないですよね?
カンバ
- 噴進砲はあ号作戦以降の時期である19年7〜9月にかけて、空母各艦に対し呉で順次搭載されています。
自分としてこの工事実施を確認できているのは7月下旬瑞鶴、8月上旬瑞鳳、9月中旬隼鷹・龍鳳・海鷹、9月下旬伊勢・日向で、噴進砲装備が日本の空母において横並びに標準化されていたのは間違いないと思います。
千代田・千歳はマリアナ沖から帰投後の7月1日に入港後8月上旬までは呉にいますから、この時期に工事が行われたと思ってよいのではないかと思います。
むしろ千代田だけ未実施なのだとしたら「なんで?」といわざるを得ません。
片
- >2
実艦は戦没していますし、明白に噴進砲が写っている「千代田」の写真は現在のところ見つかっていません。
したがって図面や他航空母艦よりの状況証拠でしか「千代田」噴進砲搭載の根拠となるものはなく、公式図面と言えど実艦を細部まで全く正確に記録したとの保証はできないため、100%正確な捷号作戦時の「千代田」の噴進砲搭載の有無・装備位置は現在のところ不明としか言えないと思います。
模型作製には妥協も必要だと思います。
Ranchan