652 誘導兵器などが主流の昨今ですがまだ主砲が装備されていますがなぜでしょうか?
 

  1.  あなたが言う「主砲」は「主砲(という位置づけ)」ではありませんし、「主砲」と呼んでいる海軍軍人もいません。

     あの砲はCIWSに代表されるような近接防衛火器(至近距離の防衛担当)とミサイル等誘導兵器(長距離の防衛担当)の中間(中・近距離)を担う対空防衛火器(一応、対艦用や対陸上用としても用いる)で、あえて昔風の言い方をすれば「副砲」に近い存在です。

     現在開発中のラムジェット/スクラムジェット推進砲弾やレールガンが実用化されれば、現状よりもより広範囲(遠距離)の防衛を担うようになるかもしれません。

     昔ながらの「主砲(的な運用法)」としては、陸上への艦砲射撃を想定し駆逐艦用に20センチ級の砲が研究・開発されたこともありますが、採用にはなっていません。

     また、現在(主に陸上への艦砲射撃用として)誘導砲弾の研究開発が進行中らしいので、これが実用化すれば「砲=誘導兵器ではない」という図式もなくなります(ミサイルを撃つ戦車砲があるので戦車では既にそうなっていますが・・・)。
    おうる

  2. ご教授感謝いたします ぜんぜん私の勉強不足ですね 好きだけでは駄目だと思い知りました
     


Back