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初めましてバイドと申します。 大日本帝国海軍の航空母艦に関することで質問です。 航空母艦のエレベーター付近の格納庫の図面をみると エレベーターと格納庫の境目にエレベーターの幅とほぼ同じ大きさの 防火扉(?)のようなものが書かれているのですが この扉は観音開き方式だったのでしょうか。 それとも上下開閉式だったのでしょうか。 バイド |
- 防火鎧戸とか防火幕と書かれていますが、ガレージのシャッターみたいな鎧戸で、ただし上下にではなく左右に、片側に巻き取られて開く形式だったのではないかと思います。
片
- 回答ありがとうございます。
観音開きだと航空機の邪魔になり
上下に巻き取られる方式だと収納スペースが無いように感じて
いたのですが、なるほど横引き方式のシャッターなら
スペース的に何とかなりそうですね。
バイド
- 上下に開閉するシャッターです
模型関係をされている方のブログで航空隊のアルバムを公開されていて
そこに昭和5年の観艦式のために飾り付けられら加賀のエレベータからの格納庫を見た
ようたい
- ことがあります
霞ヶ浦航空隊所属の方のアルバムだそうで飾り付けられた格納庫の写真が興味深かったです
今でも拝見することが出来ると思います
書き込みミス失礼いたしました
ようたい
- 専門メーカーの技術職として参考まで個人意見を申し上げます。時期や艦、設置場所や用途によって巻取りや横引きの両方が存在したのではないかと思います。一般的な建築用防火シャッターは当時も現在でも板厚1.6mmで、引退した富士や白瀬のヘリ格納庫も同じです。しかし潮書房発行軍艦メカによれば大鳳、信濃の格納庫側のシャッターはDS鋼の7mmとされております。仮にW15m×H5mとしても10t近いカーテン重量となり上部巻込み式は構造材の強度などに問題があり困難です。このタイプはハンガー式の横引きであったと思います。横引きであれば同書に書かれている格納庫天井と飛行甲板までの空間700mmで納めることも可能と考えます。当時は日本建鐵というメーカーが格納庫のシャッターを納めたと聞いておりますが資料現存の可能性は少ないと思います。
某メーカー
回答ありがとございます。
>ようたいさん
その写真は自分も拝見していたのですが
今回、自分が見ていた図面は軽空母の伊吹のものだったので
スペース的に余裕が無い軽空母でも防火壁を上下に巻き取るのか
疑問に思ったのでここに質問させて頂いた次第です。
>某メーカーさん
なるほど時期や艦などによって防火壁にも種類があったのですか。
加賀の上下式のシャッターの写真は有名ですがスペースに余裕の無い
軽空母にも図面に防火壁らしきものが書き込まれているので
軽空母のシャッターはどのようなものになっていたのか
分からなかったのですが横引き式の可能性が高そうですね。
大変参考になりました。
バイド