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護衛艦に搭載されているOPS11他の対空レーダーについて質問です 現在でははたかぜ型が装備するのみとなったOPS-11ですが、 このレーダーは旧式ながら450kmという広大な探知距離を誇っています 現在汎用DDに登載されている、より新しいOPS24やFCS3の探知距離は 公開されている性能では200km程度と、機能はともかく非常に狭く感じます これは艦隊防空はDDGが担当するというコンセプトのためなのでしょうか? かつてのDDAやDDKがOPS11により400km超の探知距離を有していたのに むらさめ型以降の高級な艦が200km程度の探知距離しか有していない事がいまいち納得できません Danger Zone |
- 見られた公開情報で、何を目標とした場合の探知距離か、書かれていたでしょうか?
同じ性能のレーダでもRCS100m2の大型機を見るのと、RCS1m2のものを見るのでは、当然探知距離が違いますよね。
ようは条件まで考慮せず、公開情報に書かれている値をそのまま比較しても意味はないと言う事です。
taka
- 現在では、たかぜ型DDGのみの装備となったUHF(400MHz)帯の対空レーダOPS-11はシリーズ最終型のOPS-11Cですね。
このC型から低空の移動目標探知に有効なMTIモードが付加されています。
OPS-11は国産の艦載レーダーとして初めてパルス圧縮方式(OPS-11はディスクリートFM方式)を採用した対空レーダーで、探知距離の目安として高空目標には200〜250nm(370〜460km)程度、低空目標には60〜70nm(110〜130km)程度ではないかと思います。
最大探知距離は目標の高度だけでなく1の回答でも書かれているように目標のサイズ(RCS)などの諸条件にも影響されますね。
一方、新時代のAESA方式3D対空レーダーのL(1GHz)帯のOPS-24の最大探知距離は200km (約110 nm)以上となっているようですが、以上というところがミソですね。
OPS-11に遜色ない最大探知距離を発揮するモードを有しているのではないかと思います。
ただ早期警戒機のE-2シリーズでも使用しているUHF帯の周波数帯は元々シークラッターなどに強く、ステルス機などの低RCS目標の探知にも有利ですから、最新技術を適用した新型のUHF帯の対空レーダーの出現も期待したいところです。
MK@2004-
- taka様、MK@2004-様
回答ありがとうございます
仰られる通りRCSの事は意識していませんでした(参照したのはWikipediaの情報です
使用するバンドの違いが大きく影響があるのかと考えていましたが、
OPS-24以降のレーダーの本来の性能はやはり不明ということですね
個人的にもUHF帯のレーダーの出現を楽しみにしています
(性能よりは無骨な八木アンテナを期待してですが)
Danger Zone