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今艦船模型製作の教科書(空母編)を見ていて以前から疑問に思っていたことを質問します。空母「加賀」が1航戦の旗艦に選ばれなかったのはなぜでしょうか?議論ボードを見ても「加賀」の方が空母として「赤城」より近代的で優れている(高角砲の反対舷射撃ができる、航続距離が長い、20センチ砲の数が多い等々−劣っているのは速力くらい−)と思われるのですが。信号マストが起倒式無線マストを兼ねていて、指揮伝達能力に劣るとかあったのでしょうか? 備後ピート |
- 赤城と加賀は常に2隻が可動状態ではなく、交互に使われていた感じで、当然加賀も一航戦の旗艦には何度もなっています。
昭和16年4月10日までは加賀が旗艦、ようやく2隻両方使える態勢になって赤城に旗艦を交代し、そのままミッドウェイまで。
旗艦になるには、反対舷射撃、航続距離とかはどうでも構わないのです。旗艦施設が整っているのが良い。新しい艦の方がそうである場合も多く、したがってこの場合も4月1日に整備工事を終えたばかりの赤城を旗艦と定めていたのではないでしょうか。
片
- >質問者様
Wikiにもこう ↓ 書いてありますけどご覧にならなかったのでしょうか?
1938年に「赤城」が第二次改装を完了すると「加賀」と「赤城」は隔年交代で第一航空艦隊の旗艦を務めた。
駄レス国務長官
- 片様、駄レス国務長官様、ご回答ありがとうございました。真珠湾からミッドウェイまで2航戦の旗艦が交代してるのに1航戦の旗艦がそのままなのが不思議に思ってました。両艦とも沈没しなければ1航戦旗艦「加賀」というのもあり得たわけですね。
備後ピート
- そんな先でなくとも、現実に17年5月4日から18日までは加賀が旗艦です。
片
- 16年 4月10日〜 ○赤城 加賀
16年 5月21日〜 赤城 ○加賀
16年 6月 1日〜 ○赤城 加賀
16年 8月26日〜 赤城 加賀 ○翔鶴
16年 9月 8日〜 ○赤城 加賀
16年 9月27日〜 赤城 ○加賀
16年10月25日〜 ○赤城 加賀
17年 5月 4日〜 赤城 ○加賀
17年 5月18日〜 ○赤城 加賀
○=一航艦旗艦
片
- まあ、この場合は正規の旗艦変更ではなく、将旗を一時的に移したということで、作戦行動中は赤城が旗艦を務めています。
片
- 「加賀 旗艦」の過去ログ検索で下記がありました。
ttp://www.warbirds.jp/ansq/21/B2001968.html
ジョナサン