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翔鶴型航空母艦の飛行甲板について質問です。 当時の木甲板の木材はチークが一般的ですが、翔鶴型空母のような新鋭艦には当時どのような木材が用いられていたのでしょうか?819の「チャッピー」さんへの質問の回答では台湾檜の可能性があるようですが、一説では桐を用いたという話も聞きます。 どうぞよろしくお願いいたします。 sam |
- 大正年間の八八艦隊計画の頃より外貨消費の抑制と建艦費削減の観点から国産材料への切り替えが色々検討されており、その中で甲板用の材料としては長尺材の確保しやすい台湾檜が筆頭に挙がっています。
桐材に関しては、軽く丈夫な事から内装品に使われる例もあるようですが、重量物を落としたり引き摺り回すような甲板の保護用には、松やヒノキといった「重く」「詰まった」木種が使われる傾向があるため、あまり例が無いのではないかと思います。
強いて言うならば、遊歩甲板や手摺りといった「人だけ出入りする」区画での使用に留まっていたのではないかと思います。
sage
- sage様
ご回答ありがとうございます。
やはり入手のしやすさから台湾檜が筆頭にあげられるようですね。
sam