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日本海軍の小型改装空母の高角砲配置について教えてください。 現在、フジミ1/700の「海鷹」と「龍驤」を作っていますが、海鷹の高角砲配置が4基とも後方に配置されている理由は『他の商船改装空母より小型である為、凌波性を考慮した結果』という旨が色々な書籍で説明されています。 しかし、海鷹と船体規模が似ている上、より乾舷が低い龍驤は前方に6基(新造時)配置されており、その後の改装でも2基削減された場所は艦首に近い箇所ではなく、ほぼ中央に位置する5、6番高角砲です。この差は何なのでしょうか? 龍驤の場合、最初は煙突からの排煙の具合かと考えたのですが、赤城も煙突直後に高角砲が付いていますし、「煙突後方は火器には悪条件」であれば機銃も同じ状況だと思います。 また、両艦が設計された年代の差かとも考えたのですが、未成空母の「伊吹」は12.7cm連装より若干軽い8cm連装とはいえ最前部にスポンソンが設置されていますし、飛行甲板も目一杯延ばされており、それこそ凌波性が大事なような気がするのですが・・・。 ジョナサン2 |
- 海鷹はあるぜんちな丸よりの改造時に
1. 主機をディーゼルから蒸気タービンに換装したさい下部重量が減少した
2. 重心高上を抑えるため前後の船倉であったところにバラストを搭載した
というコトは各種文献に記述されてます
んで以下は推定ですケド
3. バラスト搭載のため通常なら前後の船倉甲板に設ける高角砲弾薬庫が後部一個所しか設けられなかった
4. 揚弾薬装置と弾薬横送装置の関係で高角砲が後部に集中した
と考えられます
駄レス国務長官
- 駄レス国務長官さま、ありがとうございます。
私は上(兵装)ばかりを見ていましたが、根元(弾庫等)も総合して
考察しないと駄目だ、という事ですね。
龍驤、伊吹らの配置をみていると、どうやら「前に置くと艦首が下がるから
海鷹の高角砲は後ろに置いた」というだけの単純な理由ではないような気が
しますね。。。
ジョナサン2