154 |
アメリカの護衛空母について質問させて下さい。 私が持っている資料では 改装した護衛空母 (ロングアイランド、チャージャー、ボーク/プリンス・ウィリアム級、サンガモン級) の速力はおおよそ16〜17ノット、 新造した護衛空母(カサブランカ級、コメンスメント・ベイ級) の速力は19ノットとなっております。 そこで質問なのですが、アメリカは護衛空母を新造する際に 初期の改装したものより高い速力を求めているように思えるのですが、 これは艦隊速力等の何か具体的な要求によるものでしょうか? もしくはたまたま都合のよい機関を搭載した事による偶然でしょうか? 合成風力の面から見ても17ノットから19ノットへの向上は中途半端に思えますし、 19ノット程度の速力があれば旧式戦艦との共同作戦に便利でしょうが、 私が知る限りカサブランカ級の設計段階では、旧式戦艦と共同作戦が行われておりません。 どうぞよろしくお願い致します。 108フィート |
- 太平洋戦争開戦前に行われた護衛空母の計画検討において、護衛空母は戦闘艦隊(戦艦部隊)に附属するために最低限必要となる19ノットを発揮可能なことが要求されています。新造のカサブランカ級とコメンスメント・ベイ級については、この要求に基づく形で速度性能が決定されました。
大塚好古
- お返事ありがとうございます。
19ノットという速度に、戦艦の速度との関連性があるのではないかと思っていましたが、
戦前に検討がされていたのですね。
どうもありがとうございました。
108フィート