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皆様にお伺いしたいのですが、米国海軍の駆逐艦や海上自衛隊の護衛艦のプロペラガード?(喫水線上にある)はなんで着いているんでしょうか? 艦尾から爆雷をばらまいていた60年前ならまだしもなぜ現代の護衛艦にも着いているのでしょうか? バケツ |
- スクリュープロペラが艦体からはみ出しているからです。
元々プロペラガードは爆雷とは何の関係もありません。
岸壁に横付けする際にスクリューを破損しないように設置されているものですので。
薩摩
- あの種のプロペラガードは、爆雷の様に上甲板から落とすものを想定するのではなく、プロペラと岸壁とが接触しないようにする事がメインです。
特に、戦後初期の駆逐艦の艦型を平面で俯瞰すると、艦尾が軽く絞り込まれている(徐々に細くなり、丸められていたりする)ものが見られ、こうした場合、プロペラが外側にはみ出てきます。
一方、岸壁に係留する場合、岸壁のビットに直接係留ホーサーをとると風波によって船体が押されると、船首、船尾が押しつけられてプロペラが直接岸壁に接触し、壊れる事が考えられ、構造上ほかに方法が無い場合に、プロペラガードとしてツッカエ棒的な保護材料を設けるようになります。
名無しさん