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お世話になります。 単なる興味で申し訳ないんですが、空母の重心位置を知りたくなりました。 インターネットで、翔鶴型の飛行甲板高さが12.5mと知りました。 これは、喫水線からの高さだと思います。 そこで、ふと、空母全体の重心位置はどの辺りなんだろうと気になりました。 空母(全装備時)の重心位置は喫水線の上(or下)何mくらいの所にあるんでしょうか? どなたか、ご存知の方、宜しくお願いします。 科野 |
- 艦名 排水量 艦底よりの重心高さKG
蒼龍 18,800トン 8.36m
赤城 29,700トン 9.46m
以上「軍艦基本計画資料」福田啓二に拠る
喫水線からの寸法は自分で計算してチョ
駄レス国務長官
- KはKeel(竜骨=船底)、GはGravity(重心)の略号です。こちらにいい説明があります。
「船の豆知識」のページ
http://www.nexyzbb.ne.jp/~j_sunami76/fukugen.html
重心位置は、傾斜試験で実測します。 GM値(メタセンタ高さ)を測るものです。(参考)
日本財団図書館(電子図書館) 通信教育造船科講座 船舶計算
http://nippon.zaidan.info/seikabutsu/1996/00277/contents/042.htm
Mの位置は図面から計算できます。 重心位置(GM値)は、空母では動揺周期(=着艦性能)に直接影響する重要値です。 空母の公試に動揺周期(間接的に重心位置)を測る試験があり、飛行甲板上を水兵さんを横に往復させて船を揺らせて実測したそうです。 信濃の一枚だけある写真は、動揺周期の試験中だったんじゃないかなあと思っています。
IWA
- ↓ の『史料展示室』で旧海軍史料の「一般計画要領書」が公開されています。 その中の空母の項をご覧いただければよろしいかと。
http://navgunschl.sakura.ne.jp/
艦艇ファン
- 駄レス国務長官さん、ありがとうございました。
学研の「歴史群像」太平洋戦史シリーズVol.14の「空母機動部隊」の空母「赤城」舷外側面・上部平面・主要部断面を物差しで計ったところ、艦橋付近で艦底より喫水線まで約8.5mとなりました。但しこの図面は基準排水量36500英トンとなっていました。なので、重心位置は喫水線より1m以上高いということが判りました。ありがとうございました。
IWAさん、ありがとうございました。
おしえて頂いた資料を読んでみます。船の力学についての資料を読むのは初めてなので難しく感じますが、トライしてみます。
艦艇ファンさん、ありがとうございました。
「一等巡洋艦」は見ることができたのですが、「航空母艦」は原本も戦後書写版も見ることができませんでした。お時間ありましたら、赤城と翔鶴の艦底から重心位置までのデータをピックアップしていただけないでしょうか?。宜しくお願いします。
科野
- >4.
普通に見れますが・・・?
もし「一等巡洋艦」以外はご覧になれないのでしたらAcrobat Readerのバージョンが古い可能性があるのでは。
何れにしましても、他のサイトにあるデータを当該サイト以外へ抽出することは差し控えさせていただきます。 当該サイトのことはそこの管理人に直接お尋ねになるのがよろしいでしょう。
もっとも、ご紹介したサイトのデータには「鳳翔」「赤城」「加賀」は無いようですが。
艦船ファン
- 艦船ファンさん
失礼致しました。
ご指摘のように、Acrobat Readerのバージョンが古かったようです。
新しいパージョンにしたら見ることができました。
翔鶴の重心位置データ見ました。
ありがとうございました。
科野