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大和型戦艦や翔鶴型航空母艦では舵を前後配置としていますが、副舵は小型であるため補助舵以上の存在ではなく、主舵が機能不全に陥った場合副舵のみで操艦は出来ない・・・と聞いております。 では副舵を大型化・強化し、主舵が機能不全に陥った場合に副舵のみでも操艦できればよいと思うのですが、同程度の規模の舵を前後に配置するのは不利な点が多いのでしょうか? よろしくお願いいたします。 Ranchan |
- 艦尾のカットアップが長くなり(=キールが短くなり)船体強度上問題を生ずるんじゃないでしょうか
大和型の場合魚雷一発で主副両舵が一度にやられないため前後に離したので余計に副舵が小さくなりました
タンデムラダーで副舵が比較的大きなモノとしては独デルフリンゲル級、伊カラッチオロ級、露ガングート級などが挙げられます
駄レス国務長官
- イタリアの戦艦で、副舵(というべきか?)を、艦の全長の真ん中あたりの艦底に付けたものがありましたね。
成績が悪かったようで、数隻に留まったようですが。
あと、最近の例で、アメリカのフリゲートで単軸のため、艦底に引き込み式の予備推進ポッド(電動)を設けたもののありますね。(オリヴァー・ハザード・ペリー級だったかな?)
チャチャ入れ
- >2.
舵は重心から遠くに置いたほうが効果的ですから「艦の全長の真ん中あたり」ってコトは無いんじゃないでしょうか
ヴィットリオエマヌエレ級のコトでしたら艦首砲塔よか前ですから艦首舵と称したほうが良いのでは?
駄レス国務長官
- 確認しました。ヴィットリオ・エマニュレ級は、全長144.6mで、艦首から約30mのところに昇降式の副舵がありました。
艦首砲塔バーベッドの直前ですから、確かに艦首舵といったほうがよさそうですね。
(参考:世界の艦船「イタリア戦艦史」)
チャチャ入れ
- てか質問者様は以上の回答で宜しいでしょうか?
駄レス国務長官
- 最近は、聞き逃げ・バックレ、御礼なし、便乗質問、ナンでもアリですからねー。
イタリア戦艦では、タンデムラダー以外に、ヴィットリオ・ヴェネト級のような「トリプルラダー」の例もありますね。フランスの大型駆逐艦(=雷撃回避)対策で、被害時の対応というより旋回性重視だったようにも思いますが。(一貫して同国のド級艦は副舵を持っていますし)
チャチャ入れ
- ご回答有難うございました。
「お礼をしない聞き逃げ君」とのお叱りを受けましたが、率直に申し上げまして当質問に対するご回答は、実質的には1.の駄レス国務長官様の「艦尾のカットアップが長くなり(=キールが短くなり)船体強度上問題を生ずるんじゃないでしょうか」の伝聞・推測と思われる一つのみです。それ故他のご回答がもしあらば・・・と待たせて頂いておりました。
>チャチャ入れ様
質問は「大和形戦艦・翔鶴型空母のように舵を前後配置とした場合、2枚の舵が同規模だと何か問題があるのか」です。愚問ではございますが、「最近は、聞き逃げ・バックレ、御礼なし、便乗質問、ナンでもアリですからねー。」など仰られるのは、ご回答をされてからにして頂きたいと思います。
Ranchan
- >7.
それは失礼しました。当方は、「主舵が機能不全に陥った場合に副舵のみでも操艦できればよい」場合の例を挙げたつもりでしたので。
「艦尾のカットアップが長くなり(=キールが短くなり)船体強度上問題を生ずる」のならば、こういう対応をとっている艦もありますよ、という情報として聞き流していただければと思います。
チャチャ入れ