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係船方法についての質問です。 ちょっと説明し難いのですが、 ステルス艦や豪華客船、エンクローズドバウをもった大型空母のように 係船装備が露天甲板でなく船体内に設置され、開口部がフェアリーダーの 小さな穴しかない船はどうやって係留索を岸壁に渡すのでしょうか? (たとえばDDHひゅうがの艦首のように) 通常、露天甲板に係船装備を持った船なら、フェアリーダーを通した紐に 錘を付けて甲板から岸壁へ投げ渡しますよね? DLH |
- ひゅうがとは入れ違いに除隊して知り合いもいないので
どうやって係船作業をしているのか分かりかねますが
自分が乗っていた某おおすみ型3番艦の後部甲板の場合
繋留索を一端ドラムや閉まっている倉庫から出して
ヘリ甲板の下の甲板(名称を忘れた)に広げてその先端に
ロープを1〜2本(岸壁までの距離によって違いますし場合によってはさらにつけることもあります)繋ぎます。
それと並行(人数によっては↑の後で)ヘリ甲板で
サンドレット(DLHさんが言う「紐に錘を付けた物」の事です)
を準備してもやい索(繋留索の事を某国海上自衛隊ではこう呼んでます)に
繋がっているロープのもやい索に繋がっていない方を爪竿を使ってひっぱりあげてハンドレール(というか起既倒式落下防止策)にすぐ外せるような縛り方(その名も「サンドレット結び」)でとめて(この時点では邪魔なのでサンドレットには繋ぎません)
霧番
- あ、またやっちゃった
(続き)
サンドレットを現場指揮官の指示で投げて岸壁に届いた時点で
ロープにつないで送り出してもやい索を送る
という方法をやっています
件のひゅうがですが先日横須賀で一般公開された時には艦尾の方は見えませんでしたが艦首側の係船設備がある区画(名称不明)はフェアリ−ダーのある場所以外にも空いていたようなので↑のようなやり方をやっているのかもしれません
霧番
- 回答ありがとうございます。
やはり船体内から直接は無理なので
爪竿という道具(どういうものかは判りませんが)を使ってヘリ甲板に
上げてから投げるしかないのですね。
ただ「ひゅうが」のようなフレアの大きい船の艦首では大変そうですね。
DLH
- >爪竿って何?
簡単にいうと木(物によっては竹)の先にJ字型やT字型の金属の棒を取り付け
それで物をひっかけたりします
DLHさんがどちらのお住まいかわかりませんがこの夏も日本各地で海自の艦艇が
一般公開されているので隊員に見せてくれと言ったら多分見せてくれると思います
霧番