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いつも色々教えていただいてありがとうございます また質問で恐縮なのですが、 学研の「日本の航空母艦パーフェクトガイド」には 信濃の後部エレベーターは13×13mなので彩雲は乗せられない、とありますが 彩雲は全長11.5m 全幅12.5mなので乗りそうな気がするのですがダメなのでしょうか? 幅が50センチしか余裕が無いため無理ということなのか、他の理由があるのか もしご存じの方いらっしゃいましたら教えていただけると幸いです また搭載機の幅、長さに対してエレベーターは何メートルの余裕が必要になるものなのでしょうか (例えば上記の彩雲だとエレベーターのサイズは最低どれぐらい必要なのでしょうか) ハードラック |
- 呼び水として・・・
零戦の折りたたみ寸法から推測すると左右50cmずつ程度余裕が欲しいのではないでしょうか。
実際に使用される時は偵察機ですから露天繋止で運用になるんじゃないかなと思いますけどね。
マルヤ
- 学研のシリーズをまともに信用されないほうがよろしいかと、識者からは相手にされないレベルの記述が多いことで有名です。
閑話休題
零戦の全幅が、エレベータ幅を考えて12mとされたが、実際の運用に問題が多く、折りたたみを追加したとの事例があります。
彩雲の翼幅では多少無理があるかもしれません、ただ、偵察機の運用(単機で出撃する)から考えて、出来ないことは無いでしょう、また、偵察の重要性から考えて、露天繋止でかまわないということはありえません(他機種以上に)。
マニ
- >2
偵察が重要なのは深く理解できますが、なぜ露天でかまわないということはありえないのでしょうか?
SUDO
- >偵察機の運用(単機で出撃する)から考えて
南太平洋海戦直前の時期、空母飛行甲板上で、発進準備中の攻撃隊の後方、同じ飛行甲板の最艦尾側で艦偵が準備中の有名な写真がありますね。
また、マリアナ沖海戦での艦偵の使用状況はいかがでしたでしょうか。
「単機で出撃する」という状況はほんとうに一般的なのでしょうか?
片
- >2
勝手な推測を述べるのは遠慮して貰いたいですね。
学研のシリーズ以上に貴方の発言が信用されなくなると思いますが。
マニフェスト
- >5
あなたがどれだけのタイムスパンで見られているかはわかりませんが、少し離れて見ていれば、真実は見えてくるものです。
話は30年近く昔に遡ります。
当時、旧海軍の造船技術への評価、回顧は、当の旧造船官グループの人々によるものが主流でした。
それらはおおむね、バランスの取れていたものでしたが、一方で身内に甘い、閉鎖的である等の問題もありました、中でも中心的なF氏による写真等の資料の死蔵(意図したものではなかったにせよ)は大きな弊害でした。
それに対し、アマチュアの立場から論戦を挑んだのがE氏という方でした(81年3月)活発な議論を期待した関係者の意に反し、造船関係者側からの拒絶反応はものすごく、結果的にE氏は、意見発表の場を失ってしまいました。
その後、E氏がたどりついたのが学研のシリーズだったわけです、学研上でのE氏の文章は、正直言ってバランスが取れたものとは言い難く、裏づけのない推論の類が多いものでした。
時は過ぎ、多くの旧海軍の関係者が鬼籍に入られた今、脚光を浴びているのが現在の学研のシリーズです、残念ながら、E氏の後継者達によって書かれている文章は、CG等によりもっともらしく見えるものの、奇論、珍論の域を出ないものが多く、世界の艦船等の識者からは相手にはされないレベルのものなのです。
>3「偵察機ですから露天繋止で運用になるんじゃないかな」という考え方はおかしいという事です、偵察は失敗の許されない任務です(ミッドウェーの戦例を見てもわかるとおり)、他機種以上にベストの状態に保たなければいけないわけです。
>4状況的に、多数機が同時に発、着艦し、寸刻を争う事態となるのとは違い、エレベータでの作業に多少の時間的余裕が取れるだろうということです。
マニ
- >状況的に、多数機が同時に発、着艦し、寸刻を争う事態となるのとは違い、
・・・・・・というふうには実際には運用されてませんよね、ということを、艦偵が本格的に運用されるようになった17年中期以降の実例でもって示したつもりです。
ご異論あるのであれば、具体的な実例をあげていただきたいところです。
片
- >>6
巡洋艦の搭載機は偵察任務が主ですが、太平洋戦争時格納庫を持っている艦はごく少數(「鳥海」「大淀」)で、露天搭載されている艦が大多数です。
航空巡洋艦と呼ばれることもある利根型重巡、大改装後の「最上」でも露天搭載です。
巡洋艦の搭載機で出来ることが、空母搭載機では出来ないのでしょうか?
Ranchan
- 本題とは関係ありませが...
露天繋止の問題点は、他機の発着艦の支障になるくらいではないでしょうか?(発艦時は艦尾へ、着艦時はクラッシュ・バリアの前方へ移動する必要がある。)
冬季の北太平洋だと、さすがにエンジン始動に難はありそうですが、現実には日米で輸送、作戦時を問わず当たり前に行われてますよね。
飛ばないときは、機体カバー(キャンバス)が掛けられて、実用性は問題ないはずです。
平山
- >6
小型空母を除けば飛行甲板上で露天繋止が予定されていたのは艦爆だったようです。(増載する戦闘機を除けば)
おそらくそれらの艦爆は哨戒や偵察任務が含まれていた為だったのではと思われます。
彩雲も搭載運用となればそれらの任務に当てられると思われ、
通常は露天繋止運用になったのでは思うのですが?
マルヤ
- >6
マニさん
貴方馬鹿じゃないですか?
私は貴方が変な回答をしてるから忠告しただけで誰が投書事件の事を言いました?
何も関係無いでしょ。元々の質問は「日本の航空母艦PG」の記述についての質問であってE氏とは全然関係有りません。
歪んだ正義感振りかざしてE氏を批判すんのも結構ですがもう少し場所を考えてカキコすべきですね。
マニフェスト
- 信濃の彩雲搭載についての話は飛行甲板のコンクリートによって生じた問題などと共に戦史部図書館で発着兵器関係を調べられればすぐ見つかることでしょう。
そしてE氏と呼んでいらっしゃる方は空母PGとはまったく関係がありません。
私の知る限り署名記事以外でE氏がG社出版物の内容に関わったことはありません。勘違いも甚だしく、まったく馬鹿馬鹿しい話です。
BUN
- 皆さん、ご回答やご意見ありがとうございました。
BUNさん情報ありがとうございます。ご指示に従って
防衛省の戦史室図書館に行き「発着兵器関係」でしらべて見たのですが
唯一見つけた「発着兵器基地兵器関係」という資料綴りには該当情報が有りませんでした
もし可能でしたら、資料を検索する際のヒントのようなものを戴けるとありがたいのですが
もしご教授願えるようでしたらお願いいたします
ハードラック