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測距儀なんですが、主砲などに付いているので左右に動かせるのはわかりますが、多少なりとも上下に角度を変えられるものでしょうか? あと、何かの本に大和の測距儀で80キロ先の敵機を発見できたと書いてありましたが本当なんでしょうか?そして一方向で左右何度くらいまで見れたのでしょう? つまり視野の事です! どなたか教えていただけませんか。 空母飛騨 |
- 主砲用測距儀は広視野で敵艦を探すモノではなく、望遠鏡など別手段で探した的艦までの距離を精確に測るモノですんで、そのためには的艦をほぼ視野一杯に見る必要が有ります
距離が30km、的艦の長さが250mとすると視野角は0.5度弱であることより、まあ1度前後ってトコロじゃないでしょうか
また肉眼の分解能は眼球の奥行(水晶体から網膜まで)と網膜細胞の大きさに依存しますので、良く訓練された観測員でも視野角10秒以上とされてます
大和の測距儀の光学倍率が30倍としても視野角10秒で80km先だと対象物の長さor幅は約70mとなり、B29の全幅の倍近くありますから、とうぜん単機ではなく、最初80km先に雲のように見えたのが近づいてきて敵編隊と判明したって言うハナシではないでしょうか
あとムダに行間を空けるのは止めたほうがイイと思いますケド
駄レス国務長官
- 通常の大型測距儀(あるいは方位盤)には船の動揺(ローリング、ピッチング)の補正担当の人がいます、つまり人力スタビザイラーという事で、当然動かす事ができなければ補正できません。
砲塔の測距儀に付けられたフードの角度を見ると上下方向の移動量がなんとなくイメージできます。
見える範囲ついてですが、光学的には接眼レンズの視野角を倍率で割ったものになります(双眼鏡には口径、倍率、視野が明記されている)。大和型の資料が手元にないので大雑把ですが10〜15倍なら45°視野の接眼レンズを使えば見える範囲は3〜4.5°となります。
また、単純にですが10倍の光学系を使えば十分の一の距離に見えるのと同様ですので8キロ先の敵機が見える人なら10倍の光学系を使えば80キロの敵機が見える事ですので想像してください。
tune
- 駄レスさんtuneさんありがとうございました。
行間は見やすいかな?と思って…
空母飛騨
- 体験談で恐縮なのですが、飛行機雲の発生源付近に2機編隊のF-15を視認したときのレーダー表示が70KM(35NM)だったことがあります(10倍双眼鏡使用)。
陰影が日光によりはっきり映ると存外大きく見えるものなのかもしれません。
morth