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キ102乙はベース機のキ96から最高速度が20km/h近く低化していますが、復座化と旋回銃の追加がここまで影響を及ぼしたという事でしょうか。ナセルも小さくなっているのに複座化したら600km/hが出せなくなってしまったのは驚きます。 それとも別の要因があると考えられるのでしょうか。 豚 |
- キ102の速度は二式複戦と殆ど変わらないため、飛行性能面で魅力が無く、殆ど不採用となるところを重武装を評価されて完全に陳腐化するまでの短期間、限定的に生産に入ったという事情があります。
推算値で550km/hから560km/h、6000m 実測で535km/hという記録が残されていて、600q/hどころではない飛行機です。
それではキ102試作機に改造されているキ96試作機が果たして実戦で600km/hを発揮できる機体だったのか、といえばこれも怪しい部分があり、性能推算値を上回る600q/hは軽荷状態(非武装)での計測の可能性もあります。
キ96の最高速度600km/hを「キ96/キ102の本来の実力」と考えてはちょっと危うい部分があります。
BUN
- 早速回答ありがとうございます。
キ102乙が二式複戦と変わらない速力しか出ていないのは知りませんでした。
軽荷の可能性もあるとは言え一応600km/h出したキ96も530km/hしか出ないというのも考えにくいので、悩ましいところです。
低下率を換算すると、キ96は550-560キロぐらいは出る可能性はあるとは思うのですが、全備状態でのキ96の実測値が無いのでこれでは単座と複座の比較になりませんね。
各位
単座から複座、あるいは複座から単座に変更になった例での速度変化って他に(データが)ありましたか?あれば教えて頂きたいです。宜しくお願いします。
豚
- あとは自分で調べ、確かめて行く領域でしょう。ご健闘を祈ります。
BUN