960 |
F−4EJ の事で質問ですが F−4EJ が導入する際に政治的判断で 対地攻撃システムと空中給油システムを搭載させないでいましたが もし対地攻撃システムと空中給油システムを外さないで運用したら どれだけ戦力になってますか予算もどれだけ安く済みましたか 教えてください k |
- 一時的に空対地攻撃能力強化にはなりますが、その分、当時の東側陣営の警戒を招き迎撃体制が強化される可能性もありますので、そのままの状態で長期にわたり空対地戦力として評価できるとも限りません。
また、何年かして、第四次中東戦争の教訓を踏まえ、防空兵器への対策のためにさらなる投資をすることになり、それに対応して相手も・・・と、いたちごっごになる訳で、予算的にも安くなるという保障も無いです。
しかし、対地攻撃能力を有するF-4EJの配備により、支援戦闘機を作成する動機が乏しくなることで、F-1が作成されなくなり、その穴を埋めるためにさらなるF-4EJが配備されることで空戦能力が高い戦闘機が史実よりも増える点では、戦力強化になる可能性はあります。
アッサム
- そうですか、あんまり費用の面で
メリットが無いのですね
最初から対地攻撃システムを持ってれば
費用が掛かるけどその分防空体制には影響があるのですね
F−1戦闘機も悪くないが今となってはやはり最初から
f−4にも空中給油システム備えて置けば良かったなと
つくづく思いますね
k
- 話の本質とは違いますが、F-4EJの空中給油装置は導入当時は装着されていました。
周辺諸国への配慮って事で爆撃コンピューターが外されたのは1967年の国会答弁だったので導入時にはオミットされていましたが、
空中給油装置に関しては1973年の国会で問題になりその結果地上給油口に改修される事になりました。
1971年に完成機として米国から小牧にトランスパックしてきた最初の2機は空中給油をおこなって飛来しました。
ですから1973年までに生産されたノックダウン機を含む20機程は当初は装着してのちに改修、その後の生産機は当初より地上給油口仕様であったようです。
ROCKS
- 蛇足ですけれども、この様な考えもある、とご参考になりましたら幸いです。
仮に、F-4EJが対地攻撃能力を備えていたとしても、支援戦闘機としての追加採用がなされたかどうかはまた別に考えるべきではないでしょうか。
F-1が無くなればT-2も無く、従って、何らかの機種を高等練習機として採用する必要が出てくるはずです。これが史実のF-1に代わる支援戦闘機の機種選定に影響する可能性は捨て切れないと思います。
単純に「F-4EJの調達数が増え、空戦能力の強化に繋がる」とは言い切れないのでは無いでしょうか。
なお、F-4EJが空中給油装置を備えていたとしても、空中給油機が無ければ活用できません。そして、当時の政治情勢から考えれば、空中給油機の調達は極めて困難であったでしょう。
恐らく、大変退屈な結論と感じられるでしょうけれど、結局は史実と余り変わらなかったのではないか、と思います。
ずっきーに少尉