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空中給油機と政府専用機を兼ねる事は無理ですか? 一つの機体に二つの役割を持てれば経費削減なると思いますけど 政府専用機の使用者が国家元首のしか使わなかったり 政府専用機の代わりに 民間機のチャーター便を使ってる国は仕方が無いですけど 日本みたい空軍が管理して要人輸送としてや邦人救護の 多目的に使うならKC−767でも充分のような気がしますが? Q |
- 無理でしょう。
用途が異なる機体を、1つで賄うことは不可能です。
トラックの荷台に座席をつけたらバスになるでしょう? と言っているようなもの。
給油機の場合、機体後部にはタンクや給油プローブや関連装備があり、人員を載せられるのは実質機体の前部のみ。
旅客型B767-200の半分にも満たないスペースしか無い。
政府専用機は、首相や陛下などの要人と同時に、それにまつわる人員、報道関係者なども同時に輸送します。
要人輸送ですから、座席のピッチも通常の旅客機とは全く異なりますし、会議室、要人専用室など設けますから、それ相応のスペースを必要とします。
なのでB747-400のような大型旅客機を使用しているのです。
ちなみに日本に空軍など存在しません。航空自衛隊です。
アメリカもVC-25(クラシックB747ベース)も空軍管理です。
まろ
- 本格的な政府専用機とは1.でも紹介されているように内装のほか通信設備も特別な物を装備しているのが普通です。(通常、詳細は公表されない)
英国が空中給油・輸送機として導入したKC.1ボイジャーは給油方式はプローブ&ドローグのみ、胴体に貨物用大型ハッチも持っておらず、限りなく旅客機に近い機体です。運行も平時は民間委託です。なので政府首脳や王室関係者などの移動以外のかなりの政府専用機の任務を担うことができそうです。
したがって自前の政府専用機を持たず民間機をチャーターしてきたような国むけとして、旅客機から最低限の改造範囲とした空中給油機が便利そうじゃないかという考えはできますが、そうした国はそもそも貧乏なので贅沢品である空中給油機の購入も厳しいでしょう。
近年は、乗り入れできない空港がなるべく無いように政府専用機も小型化する方向ですし。
超音速
- 緊急時には要人及び民間人を避難させる運用も含まれる政府専用機を戦闘に直接間接的に関わる給油機と兼ねるのは運用上好ましくないでしょう。
マルヤ
- 無理ですか、分りました。
日本の航空自衛隊が管理運用してますから
各国に当てはまる組織として空軍の名称にしたら
分りやすいかと思ったのですが
余計混乱させて申し訳ないです
Q