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F-102/F-106の風防は逆V字型になっており、内部はレーダースコープその他の機器が詰まっているように見えます。これでは前が良く見えないのでは。あるいは見る必要がないのか。離着陸にはかなり難儀するとおもいますが。 奉天 |
- 下のF106のコクピットの写真と、F-105など同時代の他の戦闘機のそれとを比較してみては?F106の場合、機首断面がおむすび型になってますから、斜め前方の視界は比較的良好な感じがいたします。コクピットの機器類にしてもF-4の前席ほど多くないです。
(F106のコクピットなどの写真)
http://www.mcchordairmuseum.org/REV%20B%20MAM%20RESTORATION%20FIX%20A%20SIX.htm
アリエフ
- 補足しておくと、F106同様、有視界でのドッグファイトなんぞ任務としていない戦闘機の比較として、F105を例として上げております。ロシアのSu-15やMiG25と比較してみるのもいいですね。それ位はご承知だろうという前提で、F105等に比べて、運用上、何らかの支障を来たすほど離着陸に難儀したのか、常識的に考えてみることをお奨めします。
アリエフ
- デルタ翼の特性上、離着陸時の視界はコンコルドのような方法でしか解決できないのではないでしょうか。
ビーム
- 視界を阻害するような風防は、その運用方法と関係があります。
V字風防は速度第一主義のため抵抗を軽減するとして二枚の平面ガラスをつき合わせると生じる視界の反射を防ぐためにわざわざ仕切りをつけてまでして採用したそうです。(ビジョングラス)
F-106は爆撃機迎撃が主任務で基本的に離陸後は半自動操縦で飛行します。(SAGEで検索してください)
パイロットは直接目標を視認し迎撃するのではなく、機上のレーダースコープや計器類を注視し、自動操縦中に装置に誤りがないか監視するのです。
また離陸後は設定された専用の迎撃回廊を飛行して(他の航空機は進入不可)上昇し任務にあたります。
よって他の戦闘機に比べれば視界は犠牲にしても・・・とされたのでしょう。
海軍機