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カナディアCL215のエンジンはP&W.R2800ですが、こんな古いエンジンを80年代でも商品ラインナップしていたのが驚きです。それとも需要があればメ−カーは生産するのでしょうか。私は中古の再生品ではないかと見ていますが。 1955 |
- ご自分の意見があるならソレで結構では?
メーカーに問い合わせしてみるのも一興。
極端な例では、DB605のピストンを、レストア機用にマーレ社が保管してあった金型で正規品として製造した、というエピソードはありますが。
(大日本印刷「グスタフに翼を」参照)
TOSHI!!
- ×:大日本印刷
○:大日本絵画
でした。
TOSHI!!
- 1980年代でもCL-215がR-2800を使用していたのは、再生品のR-2800の価格が同程度の出力のターボプロップ発動機の数分の一で、その結果として機体の取得価格が安くなる、という理由がありました。
実際のところ、CL-215は設計時点ではターボプロップとすることも考慮されていました。しかし低高度域を主に飛ぶ消防飛行艇の場合、ターボプロップエンジンが決して経済的ではないこと、1960年代にはR-2800の新品在庫及び再生品が相当数あった&価格がターボプロップ発動機より遙かに低い等の理由からR-2800が採用された経緯があります。
1980年代にはいるとR-2800用のパーツ&ハイオクタン燃料の入手は困難になりつつあり、再生エンジンの値段も上がる一方でしたが、それでもなおターボプロップ型の開発が進まなかったのは、より安価なレシプロエンジン装備機を顧客が望んだ、という事情が大きく影響しています。
大塚好古
- *3
懇切な回答に感謝いたします。長年の疑問が氷解しました。
1955