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零戦の後期型にある防弾装備はそれぞれどの程度の重量だったのでしょうか。 また隼の初期型の防弾装備はどの程度だったのでしょうか。 秘めたる陸戦 |
- 取説によると、以下の通り。
・自動消火装置 +20s(A6M5後期型〜)
・防弾板及び支器 +15.5s(A6M5b〜)
・防弾ガラス及び支器 +17.5s(A6M5b〜)
この他、試作のみに終わった装備ですが、以下の記述があります。
・胴体防弾タンク +43s(A6M6〜)
・翼内防弾タンク +159.8s(A6M6〜)
一式戦の防弾タンクの重量については、過分にして存じませんが、世傑に二型の途中から装備されるようになった防弾板は合計48sだったとの記述があります。
T216
- 回答ありがとうございます。
上の3つは意外に軽いような印象を受けました。
このぐらいなら三二型もしくは二二型あたりで装備されていてもよかったように思いました。
秘めたる陸戦
- 一式陸攻に自動消火装置が装備され始めたのは、零戦二二型生産開始の翌月ですから、技術的には零戦二二型に自動消火装置を装備することは可能と思います。
但しより被弾に弱い陸攻が優先され、機動性である程度被弾を回避できる零戦は後回しになったのでしょうが、五二型で二二型からの軽量化が試みられていることを考えると、二二型への装備は難しいのかもしれません。
T216
- 一式戦は、設計当初からの防弾(主翼タンク)はフェルト製だったと読んだ
記憶があります。設計チームの方の回想でした。
エピソードとして、このタンク容量は、上記設計者が図上でMAXに設計した
のを、小山技師(チーフデザイナー)が「でかいな… でも満タンにしな
ければ、重量的にも悪影響は無い。コレで行こう」。結果的にコレが航続力
の決め手になって採用に結びついた、とか・・・。
TOSHI!!