355 MI作戦以前に十三試艦爆は南方で陸偵として活動しており、その時に1機が失われ、残りの1機が蒼龍に搭載された。
という話をたまに聞きます。
南方作戦で失われた1機の十三試艦爆はいつどこでの事なのでしょうか。
行動調書を見ると、昭和17年3月22日の第3航空隊のポートダーウィン偵察が怪しいとは思いますが、はっきりした事がわかりません。

ご存知の方がいらしたらよろしくお願いします。
天ヶ崎

  1. 三空に貸与されたのは二号機、三号機、四号機の三機で、五月に第一航空艦隊に転用するために三機の還納命令が出た際に、四号機が故障で発動機換装が必要となりMI作戦に間に合わず、蒼龍には二号機と三号機が引き渡されています。この経緯は記録が残っています。
    DB600Gを装備して完成した一号機は改造の後に横須賀に残っているようで、五号機はその後空中分解しますから、航一号〜航五号までは昭和十七年五月現在で所在がわかることになります。
    BUN

  2. BUNさん、ありがとうございます。
    成る程、三空に三機も配備されていて、1機損失の話は墜落ではなく発動機故障だったんですね。
    蒼龍に搭載された機数も1機か2機で迷っていましたが、2機である事がわかりすっきりしました。
    天ヶ崎


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