309  米国のヘリコプターV-107について質問します。今、普天間飛行場の移設問題がテレビ・ニュースでときに報じられております。その時に流れる普天間飛行場を写した映像を見ますと、かなりの数のV-107が駐機しているのが見受けられます。
 しかし、V-107は古い機体なのではないでしょうか。事実、自衛隊では全機退役したと聞いております。そのような古い機体が写っているということは、その映像が古いのでしょうか。そうではなく、テレビ・ニュースの映像が新しいでものであるならば、米軍は何故、古いV-107を使っているのでしょうか。
二一斎

  1. 後継機に予定していたMV-22の開発が遅れ、更新ができていないせいです。
    Schump

  2. ぶっきらぼうだったので、補足。

    米海兵隊の実戦部隊におけるCH-46(一部CH-53)からMV-22への更新は、2006年3月のHMM(中型ヘリコプター飛行隊)-263から開始され、これ以降、更新された飛行隊はVMM(中型ティルトローター飛行隊)に改称・改編されています。

    普天間に配属されているCH-46部隊はHMM-262とHMM-265がありますが、現在のペースだと、2013〜2014年にVMM化されると予定とのことです。

    海兵隊からのCH-46の完全退役は2015年度の予定です。
    Schump

  3. ちなみに MV-22 の訓練にあたっては、約1600mの滑走路があることが望ましいとされていて(これより短くても可能ではある)、普天間移設の現行案の「V字型1600m滑走路2本」というのは、この点からも妥当な規模です。
    ※逆に言えばこれより短い滑走路の案だと、米軍が納得してくれると思うのは甘いとしか……
    tac


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