305 零戦の21型は後部胴体に帯塗装の写真が沢山あるので断面形状は推定できるのですが、52型など後期零戦の断面形状は手持ちの資料では濃緑色のものばかりなので同じ断面だと断言できる資料がありません。レストア機など見たことのある方、教えてください。自分で見てきたらと言われそうですが、地方在住ではそうもいきません。よろしくお願いいたします。
ゼロモデラー

  1. 別冊航空情報【精密図面を読む】1巻のP42に、A6M5の第7・10・13肋材の、1/48の図があります。絶版になって久しいシリーズですが、復刻版(人気機を集めたもの)も出ているようなので、ご参考までに。

    尚、かなり古い資料なので、図面そのものの精度は判定しかねます。これは御自分で判断下さい。

    尚、ネット上で画像検索(模型)すると、かなりの同様図面が入手可能です。これもご自分で探してみて、比較・ご判断ください。
    TOSHI!!

  2. 松葉氏はたしか電器メーカーの方だったと思います。自動車の設計が100mm単位の断面線図でパーツメーカーに手配されていた頃、かかわったことがありますが、出来上がった物から断面を割り出すことは最新の3D技術でなければ不可能と思います。零戦の場合、断面の写真があるのですが、52型のものか分かりません。1号零戦から2号零戦に変わるとき、例えば紫電から紫電改に変わったほどではありませんが、よく見れば印象が違うような変更が後部胴体にされたかどうか知りたいのです。
    ゼロモデラー

  3. どうも貴君の目的や、拘る理由がわからないのですが…

    写真版から断面を起こしたいなら、同時に作成時の誤差も考慮べきではないかと。本当に納得できる図面(というか回答)は、リストアされた実機を計測したところで、リストア過程で相当誤差がれてるはず。唯一のフライアブル実機の計測をするか、三菱重工に直接に問い合わせする(当時の図面を使ってリストアと言うより、新造機を創ってる)のが早道かも。

    すくなくとも、写真見て、なんとなく印象が違う、だけでは説得力に欠ける気がしましね。もともと実戦配備された機体では、変形も日常的に在るわけですし。三菱重工か原田コレクションあたりと交渉して、正規図面を入手すべく努力されるなら、地方在住でもハンデにはなりませんよ。

    【調べ方を教えてください】ならコメントもつきますが、【自分のお気に召す回答そのものズバリをタダ乗りんで教えて】では、ココでは門前払いかも。まず、自分はドコまで調べたがコノ資料とコノ資料が矛盾してるのはなぜでしょうか? くらいは自力でやらないと。




    TOSHI!!

  4. A6M2からA6M3になるに際して機首以外の基本線図は変えられていません。
    後部胴体は基本的には変化ありません。


  5. ご回答ありがとうございます。いままで後部胴体に形状変更が行われていたという記事を見たことが無かったので考えたことも無かったのですが、ある信頼すべき最新の立体表現が私に疑念を抱かせたのです。当然レストア零戦も調査しているでしょうし、ひょっとしたら1号零戦から2号零戦に変わるとき一般の側面図、平面図から読み取れないような断面変更が行われたのではないかと思ったわけです。それで52型の写真やレストア機の写真を目を凝らして見ているのですが、小型機といえども上方45度の形状がわかる写真には出会えません。それでお願いしたわけです。
    TOSHI!!様ご気分を害して申し訳ありません。
    ゼロモデラー

  6. 零戦の改設計は、少なくとも外形線図に関しては、思ったよりも単純に、最もストレートな方向性で行われていると思った方がよいかと思います。
    できるだけ単純な流線経始を作り上げることが本機の基礎設計の根本にあります。そこからの変化はほとんど行われていません。


  7. ありがとうございます。著名な戦闘機で後部胴体の断面が変更された例は、P−47、P−51といった涙滴キャノピーにした数種の戦闘機に場合に限られるようでP−40は最後部を付け足したようですし、Fw190にいたっては外形ラインは不連続になってでも胴体を切り離してその部分にスペーサー入れたような形の変更で断面自体はいじられていないようです。戦時に胴体断面を変更する余裕はどこの国でもありませんですよね。零戦については断面の写真と開戦当初の21型の胴体帯でイメージを確定したいと思います。
    ゼロモデラー

  8. ネット上でも河口湖自動車博物館で復元中の骨格の写真は結構見つかると思いますし(あくまで復元機なのですが)、ブナやサイパンで米軍が鹵獲調査した機体の後部胴体内側を写した写真やスケッチなども世の中には存在しております。探せばどこかで見つけられるのではないかと思います。サイパンの鹵獲機には後部胴体に帯を巻いた五二型も何期か含まれていますし、空母コパイで移送中の写真では、そのやや後上方から撮ったアングルもあるはずです。



Back