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5144  零式艦上戦闘機について質問いたします。
 22型は1番隔壁をバルクヘッドとしているにもかかわらず、0番隔壁を有する2〇番台の型式名が付与されている事に疑問を感じております。4〇番台が欠番になるとすれば、型式名52型が付与されて然るべきと思えるのですが、この明らかにエアフレームが異なる型に2〇番台が継続付与された経緯を教授願います。
DDかず

  1. 型の十の位は機体の改造を示しますが、機体に変更が加えられたからといって常にこの数を変えなければならないというルールがあるわけでもありません。月光の胴体の段付/段無し、紫電改の垂直尾翼の減積など、型式の変化につながらない機体形状の変更例はいくつも見つけられます。一式陸攻一一型に至っては、生産途中で発動機を火星一五型に換装し、胴体の前後分割を廃止する大規模な構造変更を経てもなお、公式にはずっと一一型のままでした。このあたりは、実は当局の任意なのです。
    A6M3後期型が二二型とされた具体的な経緯については想像に委ねるしかありませんが、略符号「A6M3」も変更されておらず、この型は応急的、一時的な型式として位置づけられていたから、ということなのではないかと思います。


  2.  片様、ありがとうございます。
     確かに32型、22型とも略符号に変更無いところを見ると、運用現場で混乱を避けるためだけに付与された型式名のようにも捕えられます。
    DDかず

  3. 二二型はA6M3の応急対策として投入されたもので、当初から根本対策(五二型)の登場が見込まれていますので三二型の主翼を二一型同様に戻すという意味合いがあるとも推定できましけれども、基本的に発動機換装に伴う機首まわりの設計変更などは下一桁の変更に含まれるのが慣行であったようです。
    細かいことですが、
    >22型は1番隔壁をバルクヘッドとしているにもかかわらず
    というならば、十二試艦戦以来全型式どれを採っても1番「隔壁」は1番「バルクヘッド」でしょう。
    BUN

  4.  BUN様、回答前段、ありがとうございます。
     後段
     飛行機の胴体構造で、船のビーム一体リング状フレームに該当する部材を一般的に「隔壁」と称するようでしたので、そう表記しました。
     バルクヘッドは「隔壁」と和訳されますが、単なる間仕切り的「隔壁」のパーテイションと違い、かなり大掛かりな壁構造、モノコックに於いては重要な強度負担壁を意味すると存じます。
     この度の質問文は「22型は1番フレーム部をバルクヘッドとしているにもかかわらず、0番フレーム部を持ち、これをバルクヘッドとする2〇番台・・・」とするべきでした。
     今後も誤用がありましたらご指摘ください。ありがとうございます。
    DDかず

  5. 「防火壁」という言葉を待っておりました。
    BUN

  6. BUN様
    なるほど。エンジンとエアフレームを隔てる壁に限定される意味として、以後用いようと思います。単にバルクヘッドでは前にも後ろにもありますから、今一つよろしくない気がしておりました。
    ありがとうございます。
    DDかず


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