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5123 http://remb.free.fr/dossier/lesa.htm

ここの上から2番目の写真で、最初の郵便飛行に飛び立つサルムソン2の翼に人がとりついています。この人はなにをしているのでしょう?

個人としては、エンジンが全開になりきらない内に滑走をしないようおさえている、のではとおもいますが(スコルツェニーの部下がシュトルヒに群がっているのを思い出したのです)、一人では…

おねがいいたします。
まるき

  1. 後方に格納庫?や列線が見えており、離陸直前というよりはエンジン試運転中、ないしタキシングに出る直前のように見受けられます。尾輪が浮いていること、後方の土埃からプロペラは相当な風力を発生しているようで、おそらくエンジン試運転中に翼がバタバタしないよう押さえているのではないかと思います。(なぜ尻尾を押さえないのかは判りませんが;尾輪式の機体で尻尾が浮くのは「逆トンボ」につながる可能性があり極めて危険です)。

    機体が前に進まないためには主車輪のブレーキを踏んでいるのではないかと思いますが…この時代の飛行機に主輪ブレーキがあったかどうかはチト定かでありません。
    ささき

  2. 私には、地上旋回を助けているように見えますが。
    この頃の機体には多分ブレーキシステムがないので地上でブレーキを使った急旋回が出来ず、このような光景を見たような覚えがあります。
    点火栓

  3. 私もTaxiingの補佐、特に地上旋回中に一票。尾輪が一般的になる前は、テールスキッドの方がむしろ主流で(Piper J-3もAeroncaも当初はスキッド装備)、転がり抵抗の大きい草地で操縦桿を十分引けば、地面に食い込むスキッドがブレーキ代わりになる為、主輪にブレーキが無い機体(タイガーモスも元々ブレーキがありません)でも運用上、さして支障がありませんでした。 唯問題となるのは点火栓さんが仰るように、地上での急旋回、これは誰かに翼の端を引っ張ってもらうか、テールを持ち上げて方向を変える必要があったようです。 このような役割の人を "Wing Walker" と呼びました。

    点火系のチェックで回転を上げている場面であれば操縦桿を目いっぱい引いているはずですから、おそらく違うでしょう。

    余談ですが、テールスキッドが尾輪に置き換えられていったのは、舗装された滑走路が一般化してゆく時期です。コンクリートやアスファルトの路面では、テールスキッドがブレーキとしての役割を殆どなしません。

    みなと

  4. 唯、キャプションにはモロッコに向け試験飛行に出発する場面と書いてあるようなので、翼の反対側にもWing Walkerがいるなら、質問者の方が想像されたように離陸直前の写真なのかもしれませんね。

    みなと

  5. 興味深いお話、ありがとうございます。
    ささき様、逆トンボの恐ろしさ、特にプロペラ機でのそれについては全くその存在すら思い至らず、目からウロコと同時にゾッともしました。

    点火栓さま、その可能性もいわれてはじめて気づいた次第です。

    みなとさま、テールスキッドの興味深いお話等、ありがとうございます。

    スッキリしました。改めて、ありがとうございました。
    まるき


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