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5080 スピットファイアとメッサーシュミットBf109はどちらが強かったのでしょうか?
よく言われているのはスピットファイアは旋回性能に優れ、Bf109は上昇力・急降下性能に優れ、両機の速度・火力は引きわけとし、ほぼ互角の性能を持ち合わせていると言われていますが、自分は何だか旋回性能の良いスピットの方が109より有利に戦えたのではないかと考えています。なぜなら、109の得意な一撃離脱を持って攻撃したとしても、スピットが攻撃をかわしたら、その後、109はスピットの鋭い旋回力に捕捉され撃墜されてしまうのではないかと考えるからです。
しかし・・・色々な書物を読んだところ、Bf109とスピットファイアが対決した「バトルオブブリテン」ではわずかな期間でかなりの数のスピットがBf109との空戦で失われ、英空軍はそれでもなんとか制空権を取り戻そうと、必死の制空権確保を繰り返したと記されています。
一方、Bf109の損害はスピットより少なかったそうです。
結局、この戦いではドイツは敗退しますが、Bf109とスピットの空戦はどちらが強かったのでしょうか?スピットはメッサーの一撃離脱に苦戦したらしいですが、一撃離脱ってそんなに有利なものだったんですか?
しかも、Bf109よりスピットの方が10Km/h(E3型とMk1は570KM対580)ほど優速だったりどう見ても109は不利のはずです。
それでも互角と言われたのはなぜでしょうか?いったいどちらが本当は強かったのでしょうか?詳しい説明できる方、教えてください。
109

  1. >一撃離脱を持って攻撃したとしても、スピットが攻撃をかわしたら、その後、109はスピットの鋭い旋回力に捕捉され撃墜されてしまうのではないかと考えるからです
    捕捉されないように逃げるのが一撃「離脱」戦術ではないのでしょうか?

    >一撃離脱ってそんなに有利なものだったんですか?
    「有利なときしか攻撃しない、状況が不利になる前に逃げる」というのが「一撃離脱」という言葉に込められた意味ではないでしょうか。

    ただし、それは「接敵時、たまたま自分が有利な位置にあったときだけ攻撃する。そうでなければ戦闘を回避して逃げる」訳ではないでしょう。積極的に「有利な状況」を作り出すこと…敵の先制発見、その未来位置の先読み、最も望ましい攻撃位置への占位…といった一連の行動が先立って初めて戦術として意味を持つのではないでしょうか。そしてそれは程度の差こそあれ、全ての空戦戦術に通じることではないでしょうか。

    また、Bf109 には空戦が長引けば燃料が不足して帰還できなくなるという事情もあり、一撃で攻撃を諦めて離脱しなければならなかった状況もあったのではないかと思います。

    >Bf109よりスピットの方が10Km/h(E3型とMk1は570KM対580)ほど優速だったり
    最高速度は一つの目安ではありますが、必ずしもカタログ上の最高速度が空戦時の有利/不利に直接影響するとは限りません。まず飛行機の速度は高度によって変化し、それは翼型やエンジン過給器能力に影響を受けます。仮に全高度域において最高速度が有利であっても、空戦が常にその速度で行われる訳ではありません。上昇や旋回を行えば減速(=エネルギーを失う)しますが、失ったエネルギーを如何に低くとどめるか(空力的洗練)、いかに速く補充できるか(低い馬力荷重/高い翼面馬力)が重要なファクターとなります。

    >だったりどう見ても109は不利のはずです。
    上記のように機材の性能特性は多次元的に広がりながら有利・不利な領域を作り出しますが、そのなかでなるべく相手にとって不利な、自分にとって有利な領域で戦闘が行われるように仕向けてゆくのが「空戦の主導権を取る」という意味ではないでしょうか。逆に接敵時において明らかに不利な状況であったとき、そこから有利な状況への逆転を図るか。あるいは何かの利点を活かして逃げを図るか。それを判断するのはパイロットですが、実行することが出来るかどうかは機材の性能に負うところも大きいでしょう。

    スピットファイヤは旋回戦に持ち込むことで Bf109 に対し有利を得ることができる。Bf109 は残燃料の心細さとあいまって、くるくる回るスピットに付き合うことができない。

    Bf109 は急降下に持ち込むことでスピットに対し有利を得ることができる。スピットはキャブレター問題も含めた急降下加速の悪さによって、逃げる 109 を徹底追尾することができない。

    「パイロットの腕が同じであれば、両者は極めて互角に戦うことができた」と言われるのは、そういった状況があったのではないかと愚考いたします。
    ささき

  2.  ささき様 が、必要な事は、お書きになられていますので、ゴミですが。
    <#5070 の末尾も考慮して、お読み下さい。>

    どちらも、速度が第一で開発されています。
    スピットは薄翼にしたが、機銃を収容する為と、離着陸時の速度を低くする為などから、楕円翼になりました。
    メッサーは、その為出来る限り小型にする事が考えられ、第二に、生産性が高くなるように設計されました。

     英軍が、スピットと捕獲したメッサーで、模擬戦闘を行った結果。

    旋回性の点では、スピットはメッサーを全て捕捉できる、しかし、メッサーの追尾を振り切れる事は少なく、多くがメッサーに捕捉される結果が出ました。
    これはどちらも、英パイロットが搭乗した結果で、メッサーに独パイロットが搭乗して行ったとしたら、スピットも全て捕捉されるでしょう。
    この時、メッサーはスピットの追尾を振り切れる、という意味では有りません。
    スラットを使えば、使わない時より小さな旋回が出来ます。

    http://bf109.exblog.jp/i2  が多少の参考になると思います。

    次に、降下時の話は、良く出ますが、上昇時の違いも考慮したいです。
    メッサーは、スピットよりも大きな角度で上昇出来ますから、スピットは追尾は出来ても、射撃姿勢をとる事は簡単に出来ません。

    雑然とした話ですが、補足位になるかと思いまして。
    109 の? 拝
    109 の?

  3. 皆様がすでに良回答を出しているので、恐縮ですが、
    英軍の場合、自軍の領土内での戦闘なので撃墜されても(パイロットが死ななければ)戦闘に復帰できる、という心理的影響もあったのではないでしょうか。(実際一日に3度撃墜された強運な人もいたとか)
    オイル

  4. >レーダーステーションからの誘導により、敵機の大雑把な方位や進路を目視接触に先んじて知ることができるのも迎撃側の有利でしょう。ただし戦闘機乗りの心理として「空戦の主導権を得る」には、受身に立つ迎撃側より侵攻側のほうに有利があった、というような回想を目にすることもあります。
    ささき

  5.  オイル様、ささき様、有難う御座います。
    #3.#4. 視野が広がるといえば良いのですか。感謝致します。
    109 の? 拝
    109 の?


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